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ガッツ溢れるプレー、してますか?

週末、我が家の子どもたちが通う小学校の運動会がありました。


うちの小学校は、運動会の出し物に騎馬戦や組体操がまだ残っています。
まだ、と言ったのは、騎馬戦も組体操も、
怪我をする子どもが多いという理由で
プログラムから外す学校が増えているからです。


騎馬戦や組体操は、子どもが仲間の手足に乗るため、全員裸足で行います。
さらに、校庭の砂の上で、足に力を入れて踏ん張る必要があるので、
練習段階から足の裏の皮が剥けている子どももいました。
やっている子どもたちは大変だと思います。
でも、見ている私たちにとって、
騎馬戦と組体操はリレーの次に盛り上がるプログラム。
迫力があり、ハラハラする場面もあり、とても見応えがあるからです。
全身砂埃まみれで必死に仲間を支え、頑張る子どもたちの姿は素晴らしかった。
とても感動しました。


「本当にスポーツが好きなんですね。とくにサッカー大好きですよね」。
メルマガで、頻繁にスポーツの話題を取り上げているので、よくこう言われます。
確かに、スポーツは好きですし、
サッカーは、子どもたちがやっていることもあって、よく観戦しています。
でも私は、いわゆるスポーツ好きではないのではないかなあ、と思います。
たぶん私は、単純にスポーツを観戦したいというよりは、
「ガッツ溢れる姿」を見たいのです。
一生懸命、ガッツ溢れるプレーをしている人を見ると、感動するからです。


我が家のマンションの隣には市民グラウンドがあって、
毎週末、野球やサッカーの試合が行われています。
先日、何気なくグラウンドの方を見ると、
『オヤジ』というサッカーチームが練習試合をしていました。
その名の通り、平均年齢40代後半の男性たちのチームです。


そんなわけなので、アスリートのようなスタイルの方は少なく、
お腹周りが少しボリュームのある方が多いのですが、
見ていると、その中でもひと際お腹周りが立派な方が、
ピッチサイドをドリブルでどんどん駆け上がって行きます。
決して猛スピードとは言えないのですが、結構なスピードです。
「おーっ!行けー!」と叫んでしまいました。


残念ながら、その方、ゴール前でディフェンスに抑えられてしまい、
シュートまではいけませんでした。
しかも、接触した勢いで地面を2回転くらい転がってしまいました。
失礼なのですが、地面を転がってしまうくらいの勢いで
プレーするような方には見えなかったので、思わず拍手してしまいました。
まさに、ガッツ溢れるプレー。


気づいたことがあります。
私が、これほどガッツ溢れる姿を見たいと思い、
そして感動してしまう理由は、
たぶん自分自身がガッツ溢れるプレーをしていないからなのです。
知らず知らず、誰からも非難されないように、
無難に、当たり障りなく過ごそうとしているなあ、と思います。
こんなことでは、いかんなあ。
子どもに「あんた、怖がらないで、ガツンと行かなきゃだめだよ!」なんて、
ダメ出ししている場合じゃありません。
大人だから。スポーツをしていないから。そんなことは関係ないかも。
ガッツあるプレー、心がけなくては!

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