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「パッション」、持っていますか?

リオデジャネイロ五輪が終わり、気がつくともうすぐ9月。
今年もあっという間に夏が終わってしまいます.


さて、卓球女子団体で銅メダルを獲得した、日本代表の伊藤美誠選手。
15歳ながら、インタビューの受け答えが大人びていて、
しっかりした子という印象を持っていました。


先日、そんな伊藤選手についての記事を読みました。
タイトルの一部に「卓球会の革命児」とあります。
読み進めると、伊藤選手が常識を打ち破る、
自由なキャラクターであることがわかってきました。


静岡の小学校を卒業し、大阪で当時立ち上がったばかりの
アカデミーに入った伊藤選手。
指導したコーチがこう語っています。
「ずばぬけて技術があるとか、フットワークがいい、
ということではなかったが、普通の子とはまったく違った」


違っていたのは、たとえばラリーのやり方。
卓球では相手を重んじる風潮があるらしく、
一定のコースでラリーをしている時はコースを変えないのが
暗黙のルールなのだそうです。
ところが、伊藤選手はチャンスがあれば容赦なく決めにいってしまい、
相手は「バカにされている」と泣き出すこともあったのだとか。


合宿中も、「美誠はラリーをしてくれない」と、
一緒に練習をしたがらない子が続出。
しかし、泣き出す子がいても、周りに嫌がられても、
伊藤選手はまったく気にせず、ニコニコ練習を続けたのだそうです。
コーチは注意しようと思ったそうですが、
いやこれがあの子なんだ、と思い直し、周囲には
「あの子はバカにしているのではない。真剣なんだよ」と話したと言います。


コーチの立場に立ってみると、このあたりの見極め、かなり難しいですよね。
注意して、暗黙の了解をしっかり説明し、
周囲のモチベーションが下がらないようにするのか、
多少周囲とは違っても、個性を認めて、そこを伸ばすのか。
伊藤選手の場合は、コーチが個を認めてくれたから成長できた。
女子団体が銅メダルを獲得できたのは、
もちろん本人のすさまじい努力の結果だとは思いますが、
あの時、コーチが「美誠はバカにしているんじゃない。真剣なんだ」
と言ってくれたことが大きいのではないかと思います。


日本では企業内でイノベーションが起きにくいと言われます。
若手が何かおもしろいことを思いついても、
聞き入れる風土がないということも聞かれます。
その理由の一つとして、
企業が社員のパッションをうまく扱えていない、という声があります。
伊藤選手の記事を読んで、ああ「パッション」か、と思いました。
イノベーションを起こすためには、
指導者もプレーヤーも、どちらにもパッションが必要なのですね。


パッション。。。簡単に書きましたが、難しいですよね。
でも、これがないと、今のままでいいやと思ってしまって
先に行こうと思わないのは事実のような気がします。
うーむ、私のパッション、何だろう。。。ああ、長い夜になりそうです。

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