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つなぎの話

こねても、こねてもまとまらない。
おかしいと思いながら、無理やり焼いたら、返すときに、ボロボロに。
先日作ったハンバーグの話です。


そうです。卵の入れ忘れ。
溶いて用意しておいた卵、しっかりカウンターの上にありました。


ハンバーグにおける卵は、「つなぎ」と呼ばれます。


つなぎは、ひき肉や粉類などを混ぜ合わせる際、
材料に粘りを出し、
まとめやすくするために加えるもの。
(レタスクラブネットより)


この「つなぎ」、少量ですが、とても重要です。
お好み焼きに入れる、つなぎ役のの山芋なんて、
4枚分の材料だったら大さじ2~3程度。
「そのくらいの量なら、なくてもいいか」
なんて入れずに作ると、やはりかたい仕上がりに。
フワフワ、おいしく作るには、
つなぎが必要なのです。


先日、組織を料理に例えて
つなぎの大切さを伝えている記事を読みました。


異なる部署や人材を一つのチームにするとき、
そのままでは、バラバラでなかなかうまくいかないが、
うまくまとめる方法はある。
それがつなぎだという話。
そのつなぎが何か、考えなくては、という話でした。


なるほど。
この場合のつなぎは、新たな部署であったり、
新たな役割の人材であったり、なのかな。
もしかしたら、イベントなどもつなぎになるのかもしれませんね。


再び料理に戻りますが、
材料によって、何をつなぎに使うかが変わってきます。


たとえば、ハンバーグには卵やパン粉。
お好み焼きには山芋、しんじょには卵白など。


これは、組織でも同じなのかもしれません。
どんな人たちの集まりなのかによって、
新たな役割の「人」がつなぎになる場合もあれば、
「イベント」が効果的なつなぎになる場合もある。


さらに、もしかすると、
一度イベントでうまくいったからといって、
こういう人たちのつなぎは「イベント」と
決めてしまうのも違うのかもしれません。
なぜなら人も組織も変化するからです。


ハンバーグのつなぎに卵とパン粉ではなく、
山芋を入れてみる、とか、
もしくは、時にはつなぎを入れず、焼き方を工夫してみる。
そんな風に、組織にもアレンジが必要なのかもしれませんね。
いやあ、奥が深い。


さて、お腹がすいてきたので、
ハンバーグでも作りますか・・・
と冷蔵庫をのぞいたら、肝心のひき肉がない。

というわけで、今から買いに行ってきます!

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