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どう働き、どう生きるか

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先日、東名高速を車で走っていたら、
神奈川県大和市に差し掛かったあたりで、
大きな横断幕が目に入りました。

「70歳を高齢者と言わない街、大和市」

その頃、ちょうど大きな案件を抱えていて
「私は20代か!」とツッコミを入れたくなるような
働き方をしていた私は、これを見た瞬間、

「うー、 まだまだ働くのかー」と
泣きそうになりました。

あとから冷静になって、
大和市のサイトをのぞいてみると、

「人生100年時代」を迎える超高齢社会では、
一般に65歳以上を高齢者とする
固定観念を変えていくことが必要。
一人ひとりが大和のかけがえのない存在。
支えを必要とする方には手を差し伸べながら、
この世代の方々が、個々の意欲や能力に応じて、
いつまでも生き生きと活躍していただきたいと考え、
「70歳代を高齢者と言わない」ことを宣言。

というようなことが書いてありました。

うむ、なるほど。
「人生100年時代」「生涯現役」という言葉を
よく耳にするようにはなりましたが、
確かに昔の70歳と今の70歳は全然違います。
今の70歳はおじいちゃん、おばあちゃんではないですね。

サザエさんでは、波平さんは54歳という設定です。
びっくりしますよね。65歳くらいかと思っていました。
マンガとはいえ、昔の54歳はあのくらいの
おじいちゃん度だったのかもしれません。

さて、一方でこんな調査もあります。
アクサ生命が20~60代の男女1,000名を対象に
行った、人生100年時代に関する意識調査です。

人生100年時代をどう捉えているか?という
問いでは、ポジティブとネガティブが同じくらい。
若干ポジティブが多いくらいでした。

老後生活をどう捉えているか?という
問いでは、楽観的が4割弱、
悲観的が6割を超えています。

ネガティブ、悲観的な理由の多くは
金銭的なこと、身体的なことでした。

人生100年時代がポジティブに捉えられ、
実際に高齢者がいきいきと活躍し続けるためには
社会のしくみや医療のしくみ含め、
様々なことが一緒に変わっていかなくては
ならないのだなと思いました。

そして、働く側で考えてみると、
このコロナ禍は
働く人にとっての仕事観、人生観に
大きな影響を及ぼしたと思っています。

アデコの調査では、
20代、30代の約4割が、
コロナ禍で仕事観が変わったと回答しており、
若い世代のほうが影響を
受けていることがわかっています。

今後は、キャリア教育も急速に
変わるのかもしれません。
自分はどういう仕事をして、
どう生きていくのか。
そういうことを早い段階で
考えていくようになるのかもしれないですね。

あ、「70歳を高齢者と呼ばない街」から
いろんなことを考えてしまいました。

とりあえず私は、早急に
ワークライフバランスを整えたいと思います 笑

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