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片づけ、何と捉えますか?

汚部屋.jpg

大喜利ではありません(笑)。

カレンダーが11月に近づくと
だんだん「年末」という言葉が
ちらつくようになってきます。

年末に向けて片付けなければならないのは、
仕事だけではありません。

大掃除をするのは大変だから一年を通して
小掃除をちょこちょこやろうと思っていて
結局やらなかった家の中を、
年末に向けてなんとかせねばなりません。

数日前、ネットを眺めていたら
「1日5個捨てる大作戦」
という記事を見つけました。

この記事を書いたのは藤原華さんという方で、
過去にもクローゼットの服の断捨離リストが
ユニークだったことで注目された方のよう。

この「1日5個捨てる大作戦」にも、
エリアごとの捨てる対象物リストがあって、
それがおもしろい。
「あるある」と頷けるものなので、
またもや話題になっています。

例えば、

台所・お風呂
・なぜか二つある缶切り
(錆びているほうを捨てる)
・冷蔵庫の奥深くで眠っている人参のミイラ
・コンビニの割り箸とフォーク(一生使わん)
・おまけでもらった石鹸

洗面所・お手洗い・居間
・「あとで掃除に使う」と残しておいた歯ブラシ
・ディズニーのおみやげでもらったお菓子の缶
・何かのネジ

など。

ある・・・ありますねえ・・・

リストを読むだけでおもしろい。
リストは新しいエンタメコンテンツかも。

あ、今日お伝えしたいことは、
実際に行動に移すためには、
自分がワンステップを踏み出しやすい、
遊び心と工夫が大事だということです。

掃除や片付けが好きな人・得意な人は、
そもそも年末に向けて
大量にものを捨てる必要がないわけで、
1日5個捨てる大作戦を
決行しなくてはいけない人は、
片付けが得意じゃない人。

そういう人は、
片付けや掃除というワードにまったく
心が踊らないのです。

でも、

「こういうの、家にありますよね?
それ、捨ててみてはどうですか?」

というオモシロリストがあったりすると、
楽しい気分になり、やる気になる(笑)。

そして、この「1日5個捨てる大作戦」リスト、
じっくり見てみると
読んだ人がアクションしやすいよう、
よく考えられているし、
読者目線で興味がわくようにできている。

客観的な視点を感じるなあと少し調べたら、
リストの作者である藤原華さん、
『片づけをプロジェクト管理してみたら
汚部屋が生まれ変わった』
という本を出していて、
片づけをプロジェクトとして捉えて、
KPIを設定し、WBSを作り、
PDCAを回しています(笑)。
なるほど。客観視、できるわけです。

ちなみに、実は私も以前同じようなことを
考えたことがありました。

家事は仕事なんだから、
PDCAを回すという発想が必要だ。
クオリティを保ちながら、
効率も上げるにはどうしたらいいか、
可視化してはどうか、
というようなことです。

私の場合、これを思いついた時は
とたんにおもしろくなってしまい、
エプロンをつけたままデスクにはりついて
エクセルをいじって、
家事どころじゃなくなったのですが、
この華さん、
しっかり片付けに落としているところが
すばらしい。
形にするまで、続けるって
本当に大事です・・・

何の話ですか?という感じになってきました。

お伝えしたかったことを、まとめてみます。

目の前のタスクが興味があることであれば、
どう取り組むかをいちいち考えなくても
高い熱量で取り組めると思います。

しかし、苦手なことである場合は、
そこに向かっていくための何かが必要。
この華さんのように、
おもしろリストをつくって作戦名をつけて
取り組むのもよし、
プロジェクト化して仕事のように
取り組むのもよし、
もしかしたらゲーム感覚でできるよう、
「昨日の私を超えろ!
トイレ掃除3分チャレンジ」など、
ゲームを考えてしまうのもいいかもしれません。

何が響くかは人によって違います。
仕事でも、プライベートでも、
自分はどういうことだとモチベが上がるのか、
どんなことだと取りかかりやすいのか、
そんなことを考えて、
取りかかり方を工夫してみると
いいかもしれません。
それで、もしうまくいったら、
ほかのことにも応用できます。

そう考えると、
年末の片付けも楽しくなりますね。

「いやいや、
そんなこと考えている間に
早く掃除しちゃえばいいでしょ!」

という声も聞こえてきます・・・

季節の変わり目、体に気をつけてまいりましょう!

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