モチベは大事
LIFEというコント番組があります。
NHKで2012年から放送されている長寿コント番組です。
この番組を率いているのがウッチャンこと内村光良氏。
今年61歳だそうです。
先日、LIFEにレギュラー出演しているタレントが
番組を語るインタビューを視聴しました。
出演していたのはココリコの田中氏とドランクドラゴンの塚地氏。
LIFE初回からずっと登場している2人はお笑い界ではベテラン
現在は、俳優としても活躍していますね。
インタビューで、2人はこう言っていました。
「13年もやっているのに、LIFEは毎回とても緊張する。
いいものをつくろうと毎回気合いが入る」
LIFEの現場は、スタッフとタレントが一つになり、
チーム全体でていねいにコントをつくっているそうで、
そのこだわりは他の番組とは比べものにならない。
そう語っていました。
LIFEには毎回、ゲスト出演者もいて、
ほとんどのゲストが、コント慣れしていないという理由で、
彼ら同様、とても緊張しているそうなのですが、
実は、出演者の中で、毎回一番緊張しているのは
ウッチャンだと言っていました。
「内村さんは、毎回、誰よりも緊張しているし、
誰よりも練習する。収録前に僕たちが立ち話をしている時も、
内村さんは、1人で壁に向かってセリフの練習をしている。
そんな内村さんの姿をみんながずっと見てきているので、
僕らは背筋が伸びるし、いいものをつくろうと真剣になる」
この話、とてもいい話だと思いました。
彼らが全力で取り組んでいるのはコント。
かつらをかぶったり、顔にシワをかいたり、青く塗ったり、
大きな髭をつけたりして芝居をしています。
たった数分のお笑いですが、彼らは真剣勝負。
50歳を超えたベテランコントマンたちが、
毎回、全力投球しているんだと思うと
胸が熱くなります。
このインタビューを視聴したあとに見た、
LIFEの新作コントで、ウッチャンは
卵黄を模した、丸くて大きな黄色い被り物をし、
ピコピコ音がなる靴で登場しましたが、
その姿を見てウルっときたほどです。
インタビュー番組では、
ウッチャンのコメントも流れていました。
「田中と塚地はLIFEの風神、雷神。
彼らがいなければなり立たないし、
こんなに長く続けてくることはできなかった」
スタジオにいた2人がグッと涙をこらえたのは
言うまでもありません。
背中を見て学ぶ。
最近はまったく聞かなくなったワードですし、
こんなこと言おうものなら「今は令和だぞ」とか
言われちゃうのでしょうが、
LIFEの現場では、きっと、上の人の背中を見て学ぶ
ということが繰り返されているのだろうなと思いました。
芸の世界だから特にそうなのかもしれません。
でも、学ぶ必要性を強く感じて、成長したいと思えば、
現場がどこであれ、自ずといろいろなところから
盗もうとするのかなと思います。
ところが、世の中、ていねいに教えないと学んでもらえない
ということになっていますよね。
特に会社なんかはそうです。
それは、会社にいる人たち全員が
「この仕事で成長したいんです」と、
強く思っているわけじゃないから。
会社のような場は、
いろいろな温度感の人がいるのが当然。
均一に学べるフォーマットやマニュアル化された
教育プランや教材がないと教えることも
学ぶことも難しいのだろうなと思いました。
でもですよ、こうも思いました。
そういうフォーマット的なものがあったところで、
やっぱり、学びたい欲が強くない時は刺さらない。
自分が学ぶ側に立った時を想像してみても、
興味や、学ぶモチベーションがなければ
意欲的に吸収する姿勢には
なかなかなれないと思います。
そんなわけで、いろいろ書いてきましたが、
結論として思ったことは、
学ぶには「モチベーション」が必要、ということ。
純粋な学習欲じゃなくても、
クリーンな成長欲じゃなくてもいいと思います。
お金を稼ぎたい、モテたい、でもいいと思う。
モチベーションがあれば、
マニュアルなんて逆になくても、
背中を見て、いろいろ盗んでいくのだと思いました。
モチベは大事。
あらためてそう思います。
さて、4月もすぐそこですね。
当社は引っ越しを終えたばかり。
私は花粉で毎日瀕死ですが、
あらたな気持ちでまいります!