採用活動まっただ中(その3)
採用活動まっただなか(その3)です。
今日、びっくりしたことがありました。すでに何度か書いていますが、当社は現在、採用活動を行っています。求人広告媒体は、今回初めてエンジャパンを利用させていただきました。エンジャパンのよい点は、広告料金によって、情報量に差をつけない点です。「情報量が変わると、どうしても情報量の多い企業に目が行ってしまうから」だそうです。そんな理念に共感して、エンジャパンを使ってみました。
びっくりしたことがあったというのは、採用の面接人数についてです。エンジャパンの営業担当の方によれば、「多くの企業はそんなに大勢面接をしない。10名前後が平均である」のだそうです。
確かに当社が今回採用するのは、原則1名です。だから10名も面接すれば十分という考えはわからないではありません。でも、会いもしないで、何がわかるのでしょうか? 当社では、面接の前に作文課題を与えて提出していただいていますが、作文が良かったとしても、作文でコミュニケーション能力はわかりません。
確かに「ディレクター候補者」を募集している当社の場合、一般の企業よりも、「人は財なり」という感覚が強いのかもしれません。でも、メーカーだろうが、小売業であろうが、結局、企業力は「ヒト力」なのではないかなぁ、と思います。そう考えると、データで振るいにかけ、10名も面接すれば十分と考える企業に企業力はあるのだろうか、と疑問を覚えます。たかが面接と思わずに、本気で採用に取組むということが企業力を高める上では不可欠なのではないかと思います。