プロフェッショナル・ブランディング
こんにちは。グラスルーツのオノです。
師走だけあって、2週間ぶりの更新になってしましました。
さて、今日は「大手企業VS中小企業」についてと「プロフェッショナル・ブランディング」について書きたいと思います。
ときどきグラスルーツのサイトをご覧になった方から、「当社は、御社の既存の取引先と比べて小さいけれど、それでも取り引きしてもらえるのでしょうか」というような質問を投げかけられることがあります。「もちろんです」とお答えしているのですが、そういった疑問をお持ちのみなさんが常にそのようにコンタクトしてきてくださるわけではなく、最初からコンタクトを取りやめてしまう方もいらっしゃるのではないかと感じています。それで、今回、「大手企業VS中小企業」という視点から書きたいと思いました。
わたしたちグラスルーツは、そんな高飛車な会社ではありません。大手上場企業の仕事もしていますし、そうでない企業の仕事もしています。大手の方が中小より勝っているということはないと思います。なぜって、わたしたち自身、小さな会社なのですから、規模で取り引きを区切るなんて、そんな僭越なことをできるわけないじゃないですか。当社もわずか15名。15名だって、なかなかいい仕事、してます、これが!(←ばっちり、宣伝モード) だから、大小関係なく、そんな企業は世の中ゴロゴロあるはずだと思っています。
そんなわたしたちが現在注目しているのは、「プロフェッショナル・ブランディング」という領域。わかりやすい例でいえば、医師や弁護士。これはあくまで例えであって、医師や弁護士に限りませんが、そいういった専門性の高い分野で活躍されている方たちのブランディング業務です。アメリカなどでは当たり前になっていますが、日本ではまだまだ遅れています。サイトさえ作っていない弁護士さんやクリニックが山ほどあります。
一般に、これらはむしろクチコミの比重が高い領域です。それは否定しません。けれど、そういった情報が得られない状況の人びとは、まちがいなくネットを活用して探しています。ところが、その道のプロたちはあまりネットを活用する気がない。あるいは、仮にその気があっても、他との違いがわからない(選択の材料を提供していない)サイトになっています。それが日本の現状です。
「プロフェッショナル・ブランディング」は、まだまだ馴染みにのないサービスです。が、プロフェッショナル側から言えば、求められているのに、見込客と出会えないことになり、ユーザ側から言えば、求めているのに、自分が求める相手と出会えない状況になっていることになります。この分野でわたしたちがお役に立てることはまだあるな、と感じる今日この頃です。