"WE DO WHAT WE CAN"
久しぶりにiTunesで曲を聞きました。
多趣味だから、シャッフルで聞くと、我ながら脈絡のなさに呆れます。そして、気に留めたのが、シェリル・クロウの93年のデビューアルバム「Tuesday Night Music Club」の中の1曲、「We Do What We Can」です。久しぶりに聞きましたが、やっぱりいい曲だと思いました。
what we can…。なんか聞いたことあるフレーズだと思いきや、オバマ大統領なのでした。でも、オバマ大統領のメッセージ「Yes, We Can」のメッセージは素晴らしいけれど、我々にはできるはず、できるよ!というようなニュアンスが強いですよね。自己暗示というのでしょうか。自己暗示は確かに必要です。
でも、「Yes, We Can」という言葉より、「We Do What We Can」(できることをやる)という言葉の方に、私はシンパシーを感じます。煽ることなく地道な感じがするからでしょうね。
この曲の歌詞自体には、政治的なメッセージはまったくないと思いますし、今は亡きジャズマンとの心の中での対話が描かれた曲だと思います。それでも、このワンフレーズ、なぜかとても今のワタシには響きました。We Do What We Can.
シェリル・クロウ「Tuesday Night Music Club」