社長の写真
こんにちは。グラスルーツ小野です。
お気づきの方もいるかもしれませんが、ワタシの写真、変わりました。ウチの某ディレクターが汗びっしょりになりながら、撮ってくれた写真です。
撮影の前日は、また別のディレクター陣が服はこれ、アクセサリーはこれと選んでくれました。そんなわけで、この写真は、着せ替え人形のように服をとっかえひっかえし、彼らの意見に委ねた結果の集大成! ま、こんな舞台裏の話をブログに書いたら、彼らにおこられちゃうかもしれません。素材の善し悪しはともかく(良いに決まってるねん!?)、ワタシは気に入っています。
最近、思うのですが、社長の写真は重要ですね。というのは、当社では今、当社のコンサルをしてくださる方を探しており、先週、集中的に何人かの方とお会いしました。アポを申し込むにあたって、情報を得るのはやはりネットです。ネットで、まずはコーポレートサイトを見て、そのサイトから受ける会社の印象と代表者の顔写真から受ける印象で、候補にするかどうかを判断するのですが、写真なんかでわかるわけはないと思いつつも、ついつい「この方はこんな人柄なのでは?」と想像していることに気づきます。もちろん、厳密に言えば、顔写真だけではなく、ブログの記事の内容なども参考にしてはいますが。
「人間、外見ではない」という意見はもちろん正しいのですが、「なんだかんだ言っても、外見で判断されている」と言われるのももっともだと思いました。
日本の企業は、全般的に、すました写真を使う傾向がありますね。
トップと撮影責任部署との間で、その写真の意味をすり合わせずに、いきなり撮影してしまうからかもしれません。あるいは、撮影責任部署の担当者にとっては、社長に対して、モノ申すことが憚られるという意識もあるかもしれません。「ネクタイを複数持って来てください」とは言えても、「笑顔が大切だから、笑顔でお願いします」とは言えない、というような。
よほど撮影慣れした方でない限り、写真を撮られるのは誰でも緊張するもの。だからこそ、自分に期待される役割をしっかり伝えられた方が、「構え方」や「取組むスタンス」がわかってやりやすいと思うのですが、いかがでしょうか。
さて、そんなことを考える時期だったので、いざ、自分の写真を撮り、選ぶとなると、責任の重みをずっしり感じました。
ワタシは、どちらかというと若い頃から、第一印象でトクをしたことはあまりありません。ビジネスでも、プライベートでも、そんな感じです。
そして、親しくなった後に、「初めて会った時にどんな印象だったか」という話題になると、大抵は「最初はとっつきにくそうだと思った」など、マイナススタートだったことが判明します。
けっして喜ばしいこととは言えませんが、マイナススタートということは、後は上って行くだけだと考えると、それも悪くないなと思います。(なんて、ポジティブなワタシ!)
コーポレートサイトや会社案内パンフで使う社長の写真。その会社らしさや、その人らしさが少しでも伝わるものだといいですね。