ブランディング、コミュニケーション、チームワーク…。週1回の社長ブログです

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社長の脳みそ整理mono-log モノログ

 昨日、書きませんでしたが、今週の日曜日から月火と休暇をもらって、蓼科に行ってきました。ワタシの父は男ばかり、父も含めて4人兄弟です。その兄弟会のような催しが年1回あって、母と共に行ってきました。
 4人兄弟の一番下の弟、ワタシから見ると叔父は、ワタシが尊敬する経営者の一人。ある企業でサラリーマン社長をしています。

 この叔父がおもしろいのは、ギラギラとした野心的なキャラクターではないという点です。かといって、それはおとなしいという意味とも違い、これはおかしいと思えば、上司だろうが誰であろうが言っていくような性格です。そんな人物を社長に登用するのですから、その会社の懐が深いのかもしれません。

 そんな叔父が話してくれたことで、経営者のはしくれのワタシが「なるほど」と頷いた話が2つありました。

 1つは、「何よりも社員の声を聞くことに重きを置いている」と語っていた点。片や何千人、片やわずか7名の会社ですが、ワタシもそれは大切にしているので、ヒエラルキーがまったく違うとはいえ、その姿勢には共感しました。ある意味、「聞く耳遺伝」のようなものがあるのかしら?とも思ったぐらいです。

 もう1つは、ダイバーシティ(多様性)について。2年ほど前に着任した自社の女性の管理職の数の少なさに疑問を感じていて、改革をしている、という発言。
 ダイバーシティへのアプローチは企業によって多少異なります。少子化(人口減少)への対応策としてとらえる企業もあれば、CSR的な視点の方が上にある企業もあるようです。
 でも、叔父が言ったのは、もう少しワタシの感覚に近いというか、女性的というか…。ただ単純に、世の中、男女半々なのに、企業だけが男性中心の役員構成、管理職構成であるのは不自然だし、どうなんだ?と思う、と。
 ワタシは、ダイバーシティの推進は、戦略であるよりも、生理的感覚で行われてこそ成功するのではないかと思っているので、叔父の意見には100%賛成しました。

 叔父が大学生で、ワタシが小学生だった頃は、同じ家で暮らしていました。当時も、親とはひと味違う存在として、子どもなりにいろいろなことを教えてもらった記憶がありますが、今は今で、勝手にいろいろ勉強させてもらっている感じです。
 身内のことなのであまりストレートに賞賛するのもどうかと思いますが、叔父はワタシにとって、ベンチマーク的な存在。経営者としての叔父の「柔軟性」と「客観性」、そして「バランス感覚」に、ワタシは敬意を抱いています。
 願わくば、ワタシも、そのDNAの一部を共有していたいものですし、仮にDNAがないとしても、それらはトライ&エラーで身につけたいと思います。

 がんばろっと。

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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