触発された一日
2009年も押し迫り、本日12月25日。今日は二人のお客様がご来社くださいました。一人は、マミヨンの代表取締役・森真見子さん。もう一人はシュガーレディの副社長である佐藤健さんです。
森さんと初めてお会いし、名刺を交換させていただいたのは、アイティフォーのセミナーだったような気がします。そういう意味では、すでに数年前からお顔とお名前は存じ上げていたのですが、個別にゆっくりお話したのは初めてでした。
森さんは、シニアの立場に立ったGUIの専門家。ブログをご覧になるとわかるように、シニア層の方たちがどんなところでつまづくのか、日々、吸収され、そのフィードバックを行っています。30代で活躍されている女性は大勢いますが、「庶民感覚」(ご本人談)を強みにされているような、気さくな方。いつか、一緒におもしろい企画をやりたいな、と思いました。
シュガーレディの佐藤健さんとの出会いは、むしろお父様であった故・佐藤会長との出会いが先にありました。佐藤健さんが着任されてからの期間と当社がシュガーレディの仕事をさせていただいた期間が重複していたのは、むしろ短く、そういう意味では多くの仕事をご一緒した間柄とはいえません。故・佐藤会長には随分とたくさんのことを教えていただきましたし、不思議と、たとえ短い言葉であっても、想いを理解することができた、珍しいクライアントでした。佐藤健さんは「おやじと僕とはまったく性格が正反対でしたから...」と語ったっておられましたが、いえいえ、やっぱり親子だからなのでしょうか、私から見ると、どこか通じるものがあります。ダンディだった佐藤会長に、もう少し「さわやかな熱さ」を加えた感じが、今の佐藤副社長です。「会社をもっともっと良くしたい」という熱い思いを感じ、とても応援したいと思いました。
森さんも、佐藤さんも、私より、大分若い世代です。若い経営者の方たちを見ていると、なんとはなく昔の自分を思い出したりして、僭越ながら、何かこう支援したい気持ちにさせられます。たとえ何もできなくても、自分より若い人のことは応援したいものだな、と。歳をとるというのは、そういうことなのかもしれません。しかも、自分もがんばらねばと触発されますね。年末のこの時期、私も刺激を受けて、来年はああしたい、こうしたいと思いを巡らせた一日でした。
===================
追記(2021年6月25日):当社は、2021年6月22日付で(株)アイティフォー との資本関係を解消しました。