iPadを買いたいワケ
こんにちは、オノです。
ワールドカップが始まりましたね。ご覧になっていますか? ワタシは、大のサッカー好きというわけではありませんが、オリンピックと同じでやっぱり気になります。
ここ数週間のニュースとして関心が持たれたのは「新内閣発足」「ワールドカップ」「iPad」ではないでしょうか。その中で「iPad」は最早、旬の話題ではなくなりつつありますが、購入決断寸前のワタシとして、今日はこの話題を取り上げます。
意外に知られていない気がするのですが、「iPhone」「iPad」はMacのOSではありません。iPhoneのOSです。それを知らない人(特にWindowsユーザ)は「あなたは、Macユーザだからいいだろうけど、私はWindowsユーザだから不安」と言います。でも、OSがMacOSとは違うのですから、自分にはMacユーザのような知識がないから不安と考えるのは間違いです。知識レベルでいえば、みんな同じところから出発します。でも、マニュアルがなくても直感的にわかるのがApple製品の特徴なので、私は「iPad」はまだ持っていませんが、少なくても「iPhone」を見る限り「やはりAppleはすごいな」と思います。
使い勝手に不安はないものの、実際自分がどんなとき何のために使うのか、イマイチ整理できません。
ワタシの場合、会社の業務は、パソコン(Mac BookPro)の方がいいに決まっているので、代替えするというのはあり得ません。同様に、家でも仕事をすることがあるので、家のパソコン(こちらも(Mac BookPro)の代替えというイメージも湧きません。結局、ワタシの中では、iPadはパソコンでやってきたことを置き換えることを期待するデバイスではないのではないのだという結論に達しています。
では、iPadはパソコン以下なのかというと、そうとも言えません。メールやWEB中心の利用なら、まったくもって問題ないのではないかと。少し拡大解釈すれば、Office系ビジネス文書ぐらいなら80?90%賄えそうな気がします。
でも、実際の仕事ではいろいろなアプリや文書をたくさん広げて、コピー&ペーストしたりするわけです。ワタシは企画書を書くのにも、PowerPointではなく、Illustratorで書いているのですが、iPadではそれができなさそうです。しかも、マルチタスクではなく、シングルタスクです。2つのアプリケーションを同時に開くことができません。
そう書いてしまうと、ダメなOSのように聞こえますが、マルチタスクを便利に利用する人はどのくらいいるのでしょうか。実際にはそれほど多くないような気がします。
iPadを見ていると、とてもワクワクします。私は、先週、新宿のビックカメラで初めてiPadに触りました。宣伝の通りというのか、宣伝以上というのか、やっぱりほしくなりました。でも、ずっと購入する理由が見つからなかった。。。
しかし、とうとう「これなら!」と思える理由を見出したのです。ワタシにとってiPad利点は「自由に情報を収集し、自由に加工したりストックするためのデバイス」ってことなのではないか、と。
【その1:情報収集編】
本が読めることに象徴されますが、本だけではなく、新聞なども含めて、ネットから様々なほしい情報が、より読みやすい形で入手できます。
ほしい情報にはいろいろなものがあります。既存のマスメディアの情報もあれば、CGMの情報もあります。CGMはどんどん発展していくと思いますが、迷走しているのはむしろマスメディアです。産經と日経、この両方について、ワタシは迷走を感じます。
まず産經新聞。産經はすでにiPhoneで無料でリアル版と同じものを提供しています。無料はありがたいです。ワタシもiPhoneで時々読んでいます。でも、無料でワタシたちが読めるのは、お金を払っている人がいるからですよね? そのまま続けて行けば、結局破綻するのではないでしょうか。一定期間無料にするのはいいですが。
日経も今年3月24日からネット版の有料化を始めました。これは単純に価格設定が疑問です。「日経新聞定期購読者だと月額1000円」ということは、アナログ新聞+ネット付加価値を提供しようとしているってことだと思うのですが、プラスαの記事よりも、今のアナログの内容と同じでいいので、ネットで読めるようにして、安くしてほしいですね。一番効率もいいはずです。そしたら多くの人が読むのではないかと思います。
しかも、自分が収集したい内容をクリップできたり、というのを、新聞社横断型でやってほしい。すでにWEBで同様のことはできますが、ポイントはWEBサイトの記事とリアルの記事では何かこうつっこみ加減が違います。
新聞各社は模索中ですが、自信を持って、有料配信してはどうでしょうか。なるべく安くお願いします!音楽を購入するのと同じで、優良なコンテンツは無料でなくても読みたいですから。
【その2:情報加工・ストック編】
ご存知の通り、iPhone、iPadの強みは、何と言っても壮大なアプリの数です。ワタシも様々なアプリをダウンロードしてiPhoneで使っています。メディアを読むためのアプリやゲームアプリも多数ありますが、情報を加工したりDB的にストックするのに役立つアプリも多数あります。持っている洋服や飲んだワインをDB化したり、健康管理に使ったり。。。既にiPhoneで使っているものが、iPhoneと連携して使えるようになるのは魅力です。
これらは、使えないと困るというような類いのものではありません。「あると便利」「あると楽しい」という類いのものになります。ですから、誰もがみんな使うわけではないでしょう。アプリは有料も無料もありますが、膨大な数があるのが魅力です。何年生まれの人は今何歳かを知りたいと思ったとき、かつてはwebで調べていましたが、今はダウンロードしたアプリで調べようと考えるようになりました。同じようなことについて、常に最初に考えるのは「アプリはないかな?」になりはじめていて、WEBで調べようという発想をそのうち追い越すような気がします。理由は、とてもシンプルで使いやすいからです。
というわけで、ワタシなりのまとめを行うと。。。
(1)パソコンヘビーユーザほど、PCやMacの代替機と考えない方がいいかと。
別の目的や楽しみを見つけるべきだと思います。
(2)ヘビーユーザでなく、WEBとメールが中心の人なら、
代替機として十分機能する可能性が高いです。
って、なんかつまらないまとめだな。自分がiPadを購入したいから、自分を納得させるために理由を考えただけの記事になってしまいました。週末なので、ヨシとしよう。
iPadというディバイスによって、社会がどう変って行くのか、引き続き興味深く見守って行きたいと思っています。次の週末こそ、予約に行きたいです!
ではまた