セミナー「だからビジョンは伝わらない」を終えて
こんにちは。オノです。
クライアントであるアサヒビールの泉谷社長が1週間に1度イントラブログを更新すると社内に宣言し、ずっと更新なさっているので、ワタシも刺激を受けて週一更新に励んできたのですが、ここに来て少し、息切れし始めています。先週が火曜日になり、今週は水曜日になりました。
本当に週一更新というのは大変なことです。ネタ切れもあれば、ネタがあっても書く時間がないという問題もあります。それなのに、ずっと有言実行を続けていらっしゃる泉谷社長はスゴいですよ、ほんと。しかも、上場企業の社長の多忙さは私の比ではないはずです。
さて、今日、これを書きながらも、まだまとまったネタらしきものが頭の中にありません。ですので、とりとめもなくこの1週間について書こうかなー。
先週水曜日にセミナーを開きました。題して「だからビジョンは伝わらない。売上30億円からの社内戦略」です。前回は上場企業向けに開催しましたが、今回「売上30億円」で区切ったのは、上場企業にはビジョン伝達のミッションを負った部門があるのに対し、このぐらいの規模ですと、極端に言えば、経営企画部も社内広報の担当者もいないケースが珍しくないからです。当社は、お客様の規模に関係なく、社長の参謀、もしくは社長の参謀の参謀でありたいと思っているのですが、実際のところどちらによりニーズがあるのか、知りたいという思いもありました。印象的だったのは、アンケートで、「トップメッセージ診断」というサービスに「興味がある」と答えてくださった企業が多かったこと。ご期待に応えていきたいと思いました。
また、新たな出会いというのはいいですね。事前の予告もせずに、その場で「飲みに行きますので、ご都合がよければ参加してください」と言ってご参加くださった皆さん、貴重なひとときをありがとうございました。
セミナーの中で、前回のブログで紹介したソフトバンクのビジョンの例を挙げたのですが、今日、ユニクロが東レとの恊働事業を継続化すると発表したようですね。
両社に共通するのは、サービスや製品を自前で開発せず、他社とコラボしようとしている点です。孫さんは「ソフトバンクは何も開発していないじゃないかと言われるけれど、人の力を借りるのも、一つのお家芸だ」と語っていました。孫さんは、得意な製品群を自前で作り上げても、その製品群が何百年も企業を成長させることはありえないという考えのようです。ユニクロの柳井さんの考えはわかりません。でも、何でも自前という考えよりも、協業するというやり方の方が今の時代に合っているというのは、私も同意見です。
コラボといえば、セミナーの中で「ビジョンのマンガ化」を提案させてもらいました。マンガの良さは、ストーリー化によって難しいことをわかりやすく伝達できる上、印象にも残りやすい点、さらに感情移入できる点などがあります。
当社のビジョンや経営意思をコンテンツ化するノウハウと、作画や劇画表現のノウハウのある企業とのコラボで、こうしたサービスを提供していきたいと考えています。問題はどんな企業と組むかなのですが、素晴らしいパートナーが見つかりました。トレンド・プロさんです。春に行った中期経営計画浸透セミナーでのアンケートでも感じましたが、ニッチマーケットとはいえニーズはあるのではないかと考えています。
あー、今週1週間の様々な出来事を書こうと思いましたが(たとえば、3連休に観たタケシの映画「アウトレイジ」についてなども)、結局、セミナーつながりの話題になってしまいました。悪しからず。
そんなわけで、当初は「この1週間」というような何でもアリのタイトルを考えていましたが、「セミナー『だからビジョンは伝わらない』を終えて」とすることにします。
ではまた