[2010.09.27]
NTTドコモの横山達也さん著「25歳からの勉強のルール」
こんにちは。小野です。
今日は、最近いただいた本についてご紹介します。当社のお客様にNTTドコモ様があり、当社は代理店様向けの施策のお手伝いをしてきました。本をお贈りくださったのは、その窓口であった横山達也さんです。現在は、NTTドコモの社内ベンチャー制度で独立され、(株)ダイナステップという企業を社長の寺崎元治さんととともに経営されています。
本のタイトルは、「25歳からの勉強のルール」(刊:明日香出版社)です。実は、ワタシ自身はビジネス書は読むことがあるものの、自己啓発系の書籍を読むことはほとんどありません。売れている理由を知りたい等の理由で勝間和代さんの本を読んだりしたことはありますが。
この本は、その意味では自己啓発というジャンルに属すると思いますが、結論から言うといろいろな意味で参考になりました。
本のタイトルにあるように、横山さんが社会人になってから意識的に勉強し出したのは25歳頃からだそうです。きっかけは何だったのでしょうか。
横山さんが社会人になりたての頃、上司にこんな方がいたそうです。「お前、◯◯は好きか?」と尋ねて、「好き」と答えた人に仕事を与える。好きこそものの上手なれということなのでしょうね。また、お客様から「横山さんの専門分野は何ですか?」と聞かれた体験があり、好きなことや専門領域を持つことの大切さを感じたことが、勉強を始めた動機になったそうです。
専門領域と言っても、横山さんは好きであることを重視しており、大上段なテーマでなくても話題づくりのつもりで勉強すればよいと説いています。ところが、好きなことをピックアップしようとしても、最初は好きなことが何であるのかわからなかったとも。本の中で、好きなことを100件書き出すことを勧めていますが、意外にそれは誰にとっても難しいはずで、でもそういう目線でモノを見出すと、興味が持てるようになるそうです。
ワタシ自身を振り返ってみると、勉強はしているつもりですが、横山さんのように意識的に生活設計として取り込んでいるかといえば、そうではありません。
知りたいという欲求に応じて、ただ単純にその欲求を満たすために本を読んだり、調べたりという行動を取っています。
特にアウトプットするという前提があるときは、制限時間ギリギリまでインプットを続けます。アウトプットだけを目的にするなら、極論を言えば既存の知識だけでもできるかもしれませんが、アウトプットをきっかけとして利用しながら、深くインプットすることで、自分に知識を蓄え、既存の知識体系の中に整理し直すことができるからです。
でも、時間をどうやって捻出し、どうやって使うかという発想で生活することは、チリも積もれば山となるという意味で、重要なことですね。
と書きながら、ヒアリングマラソンその他数々の英会話学習で挫折したことが甦ってきました。仕方ありませんね。やりたいことはたくさんあるので。
と、自己肯定に走るワタシでありました。。。。