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経営ビジョンとは何なのでしょうか?

 

こんにちは。小野です。
 
セミナーも折り返し地点にさしかかっています。セミナーで取り上げているテーマの一つが「ビジョンの社内浸透」。そもそもこのテーマをなぜ取り上げたかというと、かつてワタシが社内に対して自分のビジョンを発表した直後に、社員から「ビジョンを聞かされた気がしない」というネガティブ反応があったためです。
大企業とちがって、直接社長が語ったにもかかわらず、そう反応されて、いったいビジョンとはなんだろう?と考え始めました。「企業の将来像」程度の捉え方ではいかんのだ、と。
 
以下は、皆さんも知っている著名な企業がコーポレートサイトに掲げているビジョンの例です。これを見て、「ビジョン」の定義や本質をどう捉えますか?
 
ビジョンをどうやって浸透させるかも重要ですが、そもそもビジョンとは何なのかを捉え間違えると、ワタシの二の舞になります。セミナーでは、そんなことからひも解いて考えていきます。ビジョンのセミナーはあと1回(11/17)。エントリー後に欠席される方もいますので、ご興味がありましたら、お問い合わせください。
 
【各社の経営ビジョン】
 
パナソニック:パナソニックは、2018年の創業100周年に向けて、エレクトロニクスNo.1の「環境革新企業」を目指します。
全事業活動の基軸に「環境」を置き、世界中の次の世代の人たちのために、全世界で起こりつつある「グリーン革命」を、先頭に立って推進してまいります。具体的には、二つの「イノベーション」によって、このビジョンを実現してまいります。( 二つの「イノベーション」=「グリーンライフ・イノベーション」「グリーンビジネス・イノベーション」)
 
ニッサン: 人々の生活を豊かに 
 
武田薬品グループ:私たちタケダグループは、グローバル製薬企業としてのリーダーシップを発揮しながら、「革新への挑戦」、「活力ある企業風土の創造」、「持続的な成長」を追求し、経営理念を実現します。
 
キヤノン: 視野はグローバルに、「顧客主語」を実践するエクセレント企業グループへ。
すべての主要経営指標が世界トップ100に入る。
 
アサヒビール:(長期ビジョン2015)自然のめぐみを、食の感動へ。「世界品質」で信頼される企業を目指す。
自然由来の素材を活かした“ものづくり力”を強みとして、製品、経営、人材など企業活動全ての品質を世界で通用するレベルに高めることに挑戦する。売上高で2?2.5兆円を達成し、グローバル食品企業トップレベルの事業規模を目指す。EBITDA/売上高比率で12%以上を目指す
 
第一生命:いちばん、人を考える会社になる。
いちばん、品質の高い会社。いちばん、生産性の高い会社。いちばん、従業員の活気あふれる会社。いちばん、成長する期待の高い会社。
 
富士フイルムグループ:オープン、フェア、クリアな企業風土と先進・独自の技術の下、勇気ある挑戦により、新たな商品を開発し、新たな価値を創造するリーディングカンパニーであり続ける。
 
ユニクロ:ユニクロは、あらゆる人が良いカジュアルを切られるようにする新しい日本の企業です。
いつでも、どこでも、だれでも着られる、ファッション性のある高品質なベイシックカジュアルを市場最低価格で継続的に提供する。そのためにローコスト経営に徹して、最短、最安で生産と販売を直結させる。自社に要望される顧客サービスを考え抜き、最高の顧客サービスを実現させる。世界水準の人が喜んで働ける環境を提供し、官僚的でなく、血のかよったチームとして革新的な仕事をする。結果として売上と収益の高い成長を目指し、世界的なカジュアル企業になる。
 
楽 天: 世界一のインターネット・サービス企業を目指して

 

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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