[2011.01.17]
柄にもなく,ワタシが逆算ライフについて書くなんて。。。
こんにちは。小野です。
「今年は、ひとつのテーマに特化したブログを書こうかと思っている」と友人に話したところ、「仕事ネタばかりではつまらないし、最近、仕事ネタが多いね」と言われました。そこで、テーマ特化型ブログを始めるかどうかは脇に置き、まだ年初でもあるので、今日は超私的なネタで書きます。
ワタシが生きているうちに行きたい海外はどこか、そのベスト15位について。それを含めて最近考えることについて。
この生きているうちに行きたい土地リスト15は、去年2月に作ったものになります。大公開です! 15位といいながら、なぜか14位で終わっていますね(笑)
生きているうちに行きたい場所リストは、1度行ったので入れないというのではなく、すでに行ったことのある土地にもう一度行きたければ入れています。たとえば、バンクーバー、ハワイ、パリ、ニューヨークは最低でも1度以上行ったことがありますが、また行きたいので入っています。バリ島ファンとしては、バリも入れたいところ。ルーレットファンとしては、ラスベガスも入れたいところなのですが、いずれもベスト15には入れませんでした。切り捨てることによって、自分の興味が整理されるのが、リストづくりのいい点です。
1位 モロッコ
2位 イスタンブール
3位 バンクーバー
4位 ブエノスアイレス
5位 ハワイ
6位 コスタリカ
7位 アフリカ(ライオンさん、ゾウさんと会えそうな場所に)
8位 クロアチア
9位 パリ
10位 マダガスカル
11位 ニューヨーク
12位 チェコ
13位 グランドキャニオン
14位 イースター島
8位のクロアチアは数年前にチケットまで取っていたのに、急遽キャンセルしたことがあって、ぜったいリベンジしないと後悔しそうです。1位のモロッコもここ5年の間、毎年行きたいと思いつつ、気候の問題とラマダン(断食)の時期の問題でなかなか行けていません。行きたい国、人の興味は時間とともに変るので、このリストは毎年更新して良いというのをルールにしましたが、今年は大きく興味が変っていないので昨年のままとしました。
さて、このリストを作ったときの発想は、限りある人生でやりたいことがあるのにやり残したまま死にたくない、というのが原点にありました。こういう気持ちは、旅行に限らず多くの人にあるのではないでしょうか。仕事や家庭生活という切り口でも同様だと思います。
若いときは病気をしたときの自分や、ある日突然死んでしまう自分をイメージできませんが、ワタシの世代になると、たとえばクラス会で「くも膜下出血」から生還したというような友人に会ったりして、与えられた命を全うするためにはどうしたらいいか、人生の持ち時間からの逆算を考えるようになります。
けれども、人生の持ち時間はそもそも誰にもわかりません。明日、突然倒れるかもしれないのです。それでも後悔しない、そんな生き方をしたいものだと思います。
持ち時間がわからないのだとすれば、なるべく若いうちにその視点で人生と向き合うことが秘訣なのかもしれません。先日、グラスルーツの元スタッフ(20代)からもらった年賀状に、40代をイメージしないといけないと思っていると書いてありました。現スタッフのあるディレクター(30代)は生きているうちに読める本の数に限りがあると思うと、読み残しをしたくないと語っていました。直感的刹那主義なところのあるワタシ自身は、性格的にいえばそれほど綿密に人生設計を行ってきたタイプではありません。でも、最近はそれではあかんやろ、と思うようになっています。そして、本当に後悔しない生き方というのは、行きたかった海外に行けたかどうかではない、別のところにあるのですよね。
逆算のライフプランを立てる。柄にもなく、そんなことを書いてみました。