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P型目標ってなに?

 

こんにちは。グラスルーツ小野です。
 
最近、私はメルマガを研究しています。人は、どんなメルマガなら読みたいと思い、どんなメルマガだと読まないのか。読みたいと思うメルマガの共通点、読みたい意欲が失せて行くメルマガの共通点を探すために、いろんな人、いろんな企業のメルマガを積極的に読んでいます。
読みたくなるメルマガについての私の見解はそのうち披露するとして、そうやって読むうちに、あるメルマガに共感することが書かれていました。それは、目標の立て方についてです。ちょうど私自身が今やっていることにも繋がるので、どんな考え方かを紹介します。
 
他者に左右されるR型目標
 
目標の立て方には、結果(Result)に対するものと、プロセス(process)に対するものがあります。そして、往々にしてワタシたちは、結果について、目標を立てがちですよね。たとえば、1年後に売上を◯%アップするとか、3年後に年収いくらを達成するとか。今どきだと1年後にTwitterのフォロワーを何人にするなども入るかもしれません。これらはみな結果に対する目標です。
 
こうした点を目標にすることが一概に悪いわけではありませんが、結果を目標にすると往々にして相手の判断に左右されることになります。上の例でいえば、たとえば売上を○%アップしようとすると、それを購入する人が実際に購入してくれて初めて結果になります。年収も似たようなものですし、Twitterのフォロワーの数もそうです。
 
しかも、結果の目標は多くの場合、1年後とか、3年後になってはじめて達成できたかどうかわかるので、その間に軌道修正のしようがありません。期間が長い分、簡単に達成感が味わえず、根気が続かないという問題もあります。それどころか、忘れてしまうことさえありませんか? 私も経験があるのですが、正月に目標を立てたのに、1年後は目標の中身さえ忘れてしまい、トホホ…と思うことも少なくありません。
 
他者に左右されないP型目標
 
目標に対して成果を得るには、当然ながら行うべきプロセスがあります。こちらは、あまり他者に左右されません。なぜなら、プロセスを実行するのは自分だからです。自分がやったか、やらなかったか。それ以上でもなければ、それ以下でもありません。
 
他人に左右されないという点の他にもプロセス型の目標にはメリットがあります。その第1は、日々達成感を味わえるという点です。私は約1年ほど前から毎週1回ブログを書くと決めました。それを続けて来たことで、少しだけ自信が持てました。それがあったから、現在、社内向けのメルマガを「毎日」書くということに挑めています。人間は弱い生き物なので、自分に達成感を与えることはとても重要です。
 
軌道修正がかけられる点も、デイリーやウィークリーの目標の良い点です。たとえば、私は冒頭で書いたように読まれるメルマガの研究をしていますが、第三者のメルマガを読みながら、読み手側から感じたことを通じて、毎日書いている社内向けメルマガも改善することができます。ところが1年後の結果を目標にした場合、1年が経つまで検証もできず、結果として軌道修正もできません。
 
R(Result/結果)よりもP(process/プロセス)を重視する。言い方を変えれば、大上段なことよりもささやかなこと、長期よりも日々を重視する。そんな発想が、自分のキャリア形成やスキルアップに役立つような気がします。
皆さんはどうお考えですか?

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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