好きこそものの上手なれ
こんにちは。
今日は、うれしいニュースを紹介いたします。
宣伝会議が行っているコピーラーターの登竜門の賞として、「宣伝会議賞」というのがあります。先頃、第49回の結果が発表され、当社の南忠志ディレクターの応募作品が「協賛企業賞」を受賞しました。社内で「昭和の男」と呼ばれる南くんは、「グランプリではないので」といい、まるで高倉健の「不器用ですから」のようなそっけない感じの反応なのですが、32万件を超える応募作品の中で頭一つ抜け出すというのは簡単なことではありません。
受賞作品は「近畿大学」のポスター用のコピーです。
氷河期に強いマンモス。
上の画像は、3月1日発売の「宣伝会議」本誌から抜粋になります。
詳細は、記事をクリックしてご覧ください。
そんなわけで、先週の金曜日は南君と縁の深かったグラスルーツ出身の先輩諸氏にも集まっていただき、祝賀会を開きました。参加してくださったみなさん、期末のお忙しい時期に、来てくれてありがとう! 南君の受賞もうれしかったですが、祝賀会というお題があったからこそ久々に集まれてとてもうれしかったです。
さて、世間には「好きこそ物の上手なれ」と「下手の横好き」という二つの言葉があります。どちらがより多くの真実を語っているかといえば、ワタシは前者に1票を投じます。人は好きなことには自然と熱中でき、だからこそ上達もするというのは本当のことではないでしょうか。好きであるからといって、最高峰を極められる保証はないけれど、最高峰を極めた人がそれを好きでないというケースはあまりないと思います。好きなこと、情熱を傾けられないことでなければ、上達はしないし、頂点を極めることもできない。一流になるうえで必要不可欠なことは「好き」だということ、「好き」であれば、ねばり強く努力ができるということなのでしょう。
反対に自分で自分を「下手の横好き」と呼ぶのは、日本人特有の悪い謙遜ですね。ワタシはこの言葉があまり好きではありません。
南くんはこれまでも社内の年賀状コピーコンペでは毎年勝つなど、そのセンスの良さには周囲が一目置く存在でした。けれど、社長として歯がゆいのは、当社の仕事では広告コピーの仕事がほとんどないことです。
広告の仕事、くださ〜い!