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グラスルーツの人材観 〜 素直な人の集まりでありたい

こんにちは。

これを書いている今、MTVで「Very Best of Michael Jackson」という特集番組をやっています。ストーリー仕立てのプロモーションビデオは、いずれもちょっとした映画を見させられている感覚。大半は80年代のものなのでしょうけれど、独創的な着想と実験的な手法でまったく古さを感じさせません。

そんなわけで脇見運転しながら、今日はワタシの人材観について書きます。その会社の人材観は、経営やブランディングに対して大きな影響を与えます。当社では今、採用活動を行っていますが、どんな視点で採用するかは、会社の根幹に関わる問題です。もちろん、何が良いということはないのでしょうが、このブログを通じて、求職者のみならず、様々な方たちに当社の人材観を知っていただくことは、グラスルーツを知っていただくことにつながります。

人材について、ワタシが一番に大切にしているのは、「一生伸びていけるような人たちの集まりでありたい」ということです。経験やスキルは確かに重要なのですが、長い人生の中で短い経験など実は大した意味を持ちません。それよりも、ずっと成長していけることの方が、はるかに価値あることだと思っています。
 

では、どんな人が成長を続けられるのでしょうか。

ワタシが重視するのは2点です。
その1。素直なこと。素直に物を吸収できること。
その2。一つのことについて、深く掘り下げて考えることができること。


その1は、一般的に言えば「性格」に近い要素です。プライドの高さや常識・固定観念といったものが私たちの「素直さ」の邪魔をします。一般的には性格というのでしょうけれど、ワタシは実はそうではないのだと思っています。
その2は、「習慣」です。わからなくなると考えをやめてしまう人がいる一方、わからないことが気持ち悪くて、わかるまで考え続ける人がいます。根気の問題だといえばそれまでですが、考えてしっくりわかったときの気持ちのいい体験をしたことがあれば、そんなに簡単に考えるのをやめなくなるのではないでしょうか。

そして、実はこの2つの要素は絶妙に絡み合っています。素直になれていない自分に気づくのは、自分について深く掘り下げて考えるからなのです。そして、自分について掘り下げて考えるときに、自分に都合の良いことばかりを考えず、素直な気持ちで考えられるかどうかで、見えてくるものが大きく違ってきます。

しかし、このようにワタシが考えているのは、「成長し続けられる人=会社の成長に貢献できる人」という図式からではありません。それは、多分、ワタシの人生観と関係しています。

人間は、ちっぽけで、みみっちい生き物なのですが、それでも健気に前を向いて生きようとする動物です。カッコ悪い自分とイヤというほど向き合いながら、それでも「少しはマシな生き物」になりたいと思って、悪あがきをする。たとえ、それが悪あがきであっても、知ったようなクチをきいて、カッコつける人よりも、よっぽど人としては魅力があると思います。
そういう生き方をしている人に共感するし、できることなら、ワタシもそういう人間でありたい。それが、ワタシの人材観の源にあります。

小さなプライドなんて捨てちまえ! と、いつも自分に言い聞かせているワタシですが、それでも割り切るのに5時間ぐらいかかったりします(笑)

素直な人は話しやすい。クライアントから「グラスルーツの人って話しやすいよね」と言われるような会社になりたいと思います。
 

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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