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スキルよりもOS〜私の中のサボタージュ

4月30日のブログで『「スターウォーズ」に学ぶ人の成長〜自分を知るということ』と題して、当社の人材育成ではスキルよりもOSのバージョンアップを大切にしているということについて、書きました。エラそうに書きましたが、私自身、まだまだ自己発見のさなかにあり、自分のOSのバージョンアップ中です。

自分ってなんだろうという会話が社内で多いためか、私自身も部下から教えられることが多々あります。先週は、コーチングを勉強しているNさんから「サボタージュ」という概念を教わりました。どうやら「サボタージュ」とは、自己制限的な自分の声ということのようです。「変化するよりも、今のままの方がいい」という悪魔のささやきだとも言えます。ワタシにとっての悪魔のささやきは何だろうと考えたときに、一つ思い当たることがありました。それは…

話は飛びますが、ここ最近、実はワタシ、次のことに取り組むことを誓い、一部始めています。
・早寝早起き
・セミナー
・メルマガ
いずれも、ワタシの中では「継続」が要なのです。
ようやく実行に移すことを決断しましたが、その間に、実は自分に対していろいろな言い訳をして、長い間、決断を先延ばししてきました。

なぜでしょう? それは、「継続すると決めたことは、確実に実行したい」という志向が強いあまりに、確実に継続できなさそうなことはなかなか決断しないという別の傾向があるためなのです。これは、ワタシにとって「サボタージュ」です。これについては薄々自覚していたので、この言葉を知る以前(極々最近ですが)、重い腰を上げて「やる」と決断していましたが、その決断を阻む自分の心理に結構手こずったと感じます。ぶっちゃけますと、だからこそ最近のブログで「セミナー&メルマガ、有言実行」という記事や「習慣を変えてみる」という記事を書いたのです。

そんなワタシですが、「いやがる自分」を自覚できると、赤子を見るような愛しい気持ちが湧いてきます。対処法も、なんとなくわかってきます。たとえば「継続すると決めたことは、確実に実行したい」と考える自分に、「30点でもいいじゃない、0点より前に進んだよ」と言い聞かせるというようなことです。0か100か以外にも道があることに、意識的に自分の目を向けさせる試みというのでしょうか。

当社社内では、4月の面談を受けて、「OSのバージョンアップ」という視点で各自からレポートが上がってきています。レポートの課題は個々に違いますが、大筋で言えば、「自分と向き合え」「自分が入っている箱を探せ」「箱の本質を知れ」です。レポートを読みながら、箱から出られたときの自分を想像してワクワクしてほしいなと思います。

自分に課題があるというのは、とっても素敵な良いこと。課題が見いだせなくなったら、成長は止まってしまいますからね。だから、課題を目の当たりにして、苦しくなる必要はまったくないと思います。ワタシもまだ修行中の身。自覚しているサボタージュとうまく付き合えるように、試行錯誤をしながら、自分にダメ出しとOK出しをしていきたいと思います。年齢に関係なく何歳になっても自分をバージョンアップできる人生、それがワタシの理想です。

さて、今週もがんばっていきましょうね!

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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