企画はすべて問題解決?
暑い日が続きましたが、連休はいかがでしたか。
さて、7月24日(水)開催のセミナーまで1週間少々になりました。
今回、一番遠方からのご参加は、九州の方です。
ご参加くださる皆様、本当にありがとうございます。
9月には、宣伝会議「インナー広報実践講座」で講演しますが、24日のセミナーは、今回のために書き下ろした内容です。
まだ若干のお席がございますので、ご関心がおありの方は早めにお申し込みください。
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「社内報企画力養成セミナー&ワークショップ」
〜社内広報に"問題解決型思考"でアプローチ〜
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7/24(水)13:30ー18:00
参加費は23,100円(税込)
実費が別途かかりますが、懇親会もあります。
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.grassroots.co.jp/seminar/
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それにしても、4時間半で企画の本質をお伝えしつつ、なおかつ実践も行う今回のセミナー。我ながら随分ハードルを上げてしまったものだと思います。実は、このコンテンツを作るのに、すでに最低でも70-80時間を費やしています。ようやく昨日、第1稿のスライドが出来上がりました。
何がそんなに大変かといえば…。「企画」という複雑な行為を、誰にでもわかりやすくその本質を解き明かしつつ、明日からでも使えるような内容に仕上げる、これは本当に骨が折れました。私たちはプロなので、いろいろな状況に応じて対応する力があります。その力がある分、どこまでを「基本」とすべきか、まずその線引きがとても難しい。こういう場合はこうだけど、こういう場合はこうでね…と言われても、聞いた人は混乱するだけですよね。現時点で、8割程度の「いい線」に来ています。もう少しブラッシュアップして、本番に臨みます。
さて、「問題解決型思考」という言葉。人によって解釈が異なるかもしれません。ワタシがどういう意味で使っているかといえば、「何かをもっとより良くする思考」という意味で使っています。ですから、いろいろな方法論がある中で問題解決型思考の企画があるのではなく、すべての企画は「何かをもっとより良くしたい」と思って立てられるべきなのではないかと思っています。ここで言うすべての企画というのは、社内報の企画に限りません。パーティの企画であれ、商品の企画であれ、何の企画であれ、そうあるべきではないかと考えているのです。
しかし、社内報の世界、実際にはそのような形になっていないケースも多いのではないでしょうか。社内報を発行することが目的化してしまったり、「〜について紹介しよう、で、何を盛り込む?」といきなり考えてしまうパターンを多々見てきました。せっかくお金をかけて作られるのですから、社内報はソリューションになってほしいと思います。
というわけで、「問題解決型思考」をそのようにとらえているワタシとしては、社内報で何をより良くするのか、より良くなった状況はどんな状況なのか、そういったことを定義しないと、企画としての体をなさないと考えています。
これについては、放っておけば、一晩語り明かしてしまうので、この辺りでスイッチを切ることにします。
では、良い1週間を!