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こんにちは。先週、宣伝会議主催のインナー広報セミナーが終わって、少し腑抜けな感じのオノです。腑抜けになったには理由があって、コンテンツの準備に結構な時間を費やしたからです。でも、おかげさまで多くの方から「有意義だった」「実務で役立つ」というコメントをいただき、お役に立てたなら…と、ワタシもハッピーな気分です。10月の【開-CAY】セミナーは同じ内容で開催しますので、宣伝会議セミナーに参加できなかった方は、こちらでキャッチアップしてくださいね!

さて、今日は本の紹介です。といっても、読み終わったばかりの本もあれば、これから読む本もあります。どれもみんな、うちのスタッフから薦められた本になります。

 

6分間文章術「6分間文章術」(著・中野巧/刊・ダイヤモンド社)

メルマガを共に書いている阿部貢己が薦めてくれた本です。ワタシがセミナーで話している内容とも重なる内容で、共感します。
「文章が苦手な人は、文章の内容を考えながら、文章構成にも気を配り、表現豊かな文章を書くことを、すべて同時にやろうとします。」とあり、そのプロセスを分解した方法論が紹介されています。しかも、相手の気持を考えるということが、さりげなくそのフローに盛り込まれています。6分間でできるかというと、それはちょっと誇張表現だと思いますが、枝葉末節的なことよりも、幹が重要だという観点からすると、幹を理解するのに役立つ本だと言えます。それだけ良いことを伝えようとしている本なのですが、全体的に少しメソッドに偏りすぎている面があり、それが少々残念です。本来の著者の視点である「共感は、相手の気持ちに目を向けてこそ」という思いの部分、もう少し読みたかったかな〜 でも、従来の文章作法の本とは異なり文章を書くという行為をフレームワークに落とし込んだ画期的な本と言っても過言ではないでしょう。これは週末読んだばかりの本で、おすすめできます。



トヨタ新現場主義経営「トヨタ新現場主義経営」(著・朝日新聞/刊・朝日新聞出版)

これはアサヒビール様の社内報「HOP!」を担当する大吉紗央里が薦めてくれた本。「HOP!」の1コーナーに「あの会社のコレが気になる」というタイトルで該当部門の担当者が他社の同部門を取材するというコーナーがあるのですが、彼女がこの本を読んだのは、最近トヨタ社を取り上げたために、その準備としてだったようです。
実は、ワタシが二十歳で免許取り立ての頃、最初に乗ったクルマはトヨタでしたが、30代の頃に抱いていたトヨタへのイメージというものは、安全への信頼性は高いものの、保守的すぎて今ひとつ面白みのないクルマというものでした。ところが! 今現在どう感じているかといえば、「目指せ、トヨタ!」なのです。保守的どころか、今は、革新的だとさえ思っています。実際に大吉が取材をさせていただいた際に、思想の浸透ぶりが半端じゃないと感じたとか。大吉は、ワタシが今、トヨタ的な経営を目指していることを知っているので、それもあってこの本を薦めてくれたのだと思います。読むのが楽しみです。


「プロフェッショナルは『ストーリー』で伝える」 「プロフェッショナルは『ストーリー』で伝える」(著・アネット・シモンズ/刊・海と月社)

これは、毎朝カフェで本を読んでいる読書家・薮内久美子がひと月ほど前に薦めてくれた本なのですが、同時に前出阿部貢己からも最近薦められた本です。やっぱり同じ会社で仕事をしていると、志向や関心が似てくるのでしょうか。ある意味、素敵なことです。でも、残念ながら、ワタシはまだ読めていません。だから、詳しい内容やその内容からワタシが考えたことを今はまだ語れません。でも、なぜこの本に興味を持つかと言えば、やっぱり相手の「心」ありきという本に思えるからです。「はじめに」にこんなことが書かれています。「あなたが人を動かせるかどうかは、あなたがなにを言うかではなく、どのように語るか、そして、あなたがどういう人間かにかかっている」と。そして、第1章では、聞き手に心の扉を開いてもらうには、「私は何者か」「私はなぜこの場にいるのか」というストーリーをまずは語らなければいけない、とあります。この本のみならず、実は同様のことをいろいろな専門家が語っています。だからこそ、それをさらに細かく紐解いた本書にワタシは興味を持ち、読みたいと思っています。


以上、ワタシ&スタッフが参考になると思っている本の紹介でした!

私たちの興味は「伝える」ではなく、「いかに『伝わる』コンテンツにするか」です。そういうことに共感していただける方は、ぜひ10月17日(木)【開-CAY】のセミナーへ、どうぞ! 
…と、最後に営業! もちろん、シャチョーですから!


では、素敵な1週間を!

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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