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やるか、やらないか〜楽天の日本シリーズ制覇を観戦して

楽天イーグルスが日本シリーズを制しましたね。おめでとうございます!
 
特別のプロ野球ファンでもありませんし、どちらのチームを応援していたというわけでもないのですが、第7戦をテレビで観戦しました。といっても、その程度の関心なので、最初はながら観戦。でも、段々に引きつけられて。。。。最後は固唾を呑みながら、楽天を応援してしまいました。プロ野球に詳しくなくても、今回の試合が歴史に残るものだと感じたからです。感動しました。
 
その感動はどこから来たのでしょう? 球団が設立されてから、鳴かず飛ばずだった楽天が、9年目にして悲願の日本一を達成したということもありますし、東日本大震災の被災者の皆さんの気持ちに思いを巡らしたこともあります。でも、それ以上に、9回に田中将大投手が登場し、投げたこと。これが最大のドラマでした。
 
前日の第6戦で完投するも黒星となり、連勝を30で止めた田中投手。160球も投げていたのですから、星野監督がインタビューで語ったように、今日の登板は、1イニングとはいえ、本来ありえない継投でした。
優勝を決めた直後のインタビューで「昨日は本当に情けないピッチングだったので、きょう出番がもらえるならいつでもいくぞという気持ちで準備していました」と語った田中投手。前日の敗戦時の「ここ一番で力を出せなかったのは、僕が下手くそなだけ」という言葉からもわかるように、相当に悔しかったのだと思いますが、そうであったとしても、普通ならカラダがついていかないはずです。ココロがカラダを上回るとああなるのですね。ワタシはそこに感動したのだと思います。
 
解説者が語っていたようにエースとしての使命感とか、そういうのもあったのは確かなのでしょうけれど、ワタシは彼の中では「自分」だったと思うし、それがむしろカッコ良く見えました。常識なんてどうでも良くて、今、投げなければ後悔する、投げないという選択肢はありえない、という強い思いを感じました。そして、それを汲み取ったのが星野監督だったのではないかと思いました。
 
…と感じたりしたのは、多分ワタシがそういう人間だからですね。
 
やりたいと思ったこと、今しかないと思ったことで、やらなかったことは多分ないです。やろうと決める判断基準というのは、理屈ではありません。やらないと後悔するかどうかという直感だけ。もちろん、やってみて「これはなんだか違うぞ」と思ったり、「実はそれほど強くやりたいわけではなかったんだ」とわかったりすることはあります。ほかの人にとっては、「なんで?」と思うようなバカみたいなこともある。でも、そのおかげでやりたかったのにやらなかったという後悔はありません。(あ、正直に言うと、一つだけ後悔していることがあるけれど…)
 
そして、今も、今やらないと後で後悔することをやろうとしています。結果がどうなるかよりも、やるか、やらないかがワタシにとっては重要だからです。
 
さて、今年も残るは2カ月。どうぞよい1週間をお過ごしください。

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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