この企画メソッドに名前をつけたい
グラスルーツでは、今、当社のこのサイトのリニューアルプロジェクトが進行中です。現在のサイトができたのは2006年。そこから7年の間に、時代も変われば、当社も変わる。本当は、もっと小まめにチェンジしてくれば良かったのでしょうけれど、そこは「紺屋の白袴」。なかなか自社のことには手が回らずに来てしまいました。というわけで、今回のリニューアルでは、当社の向かっている方向に合わせて、諸々見直しを行う予定です。
さて、そんな中、目下宿題になっているのが、当社でまとめ、当社が広めたいと思っているプラニングメソッドのネーミングについてです。セミナーにご参加いただいている方は多分ご理解いただけると思うのですが、物事を伝えようとしたときに、ただ闇雲に伝えるのではなく、きちんと設計するためには、それなりのアプローチ方法が必要です。
その要は、「受け手の感情」にいかに働きかけるか…です。そう聞くと、「そりゃ、そうだ」と思いますよね。でも、実際のビジネスの現場では、感情よりもロジックが重んじられ、感情は二の次、三の次になっているとワタシは感じます。
いや、実際は、「感情」対「ロジック」という構図ではありません。でも、組織の問題の大半は感情から起きているのに、コミュニケーションにおいて相手の「感情」は案外脇に置かれているというのは本当なのではないでしょうか。
たとえば、「これは経営の意思として、社内に発信しなければいかん」となったとして、「現在の社員の意識は○○だから、こう発信した方が…」という流れで、発信すべきストーリーが考えられることは実は少なく、経営の意思を意思として直球で伝える方が、圧倒的に多いと思います。外部向け発信も同様です。「これをわかってくれ、わかってくれ」という伝え方が主流です。それを間違っているとは言いません。
でも、伝え方ひとつで「伝わる」ものも「伝わらない」に変わります。その「伝え方」を支えるのが、相手の感情に添うということ、感情の分析力です。
私たちは、私たちのその考え方、その方法に名前をつけたいと思っています。目下、プロジェクトチームで検討中です。
そして、この方法自体にご興味がある方は、ぜひ今月のセミナーにご参加ください。「社内広報」の企画という体でお伝えしますが、そうでなくても、コンテンツの企画に携わっている方であれば、本質はご理解いただけると思います。
◆社員の6つの心理から考える「社内広報」セミナー◆
「面白かったよ!」「役に立ったよ!」と言われる社内報をつくる
社員感情に刺さる!戦略的企画術
11月21日(木)・12月12日(木)13:30 - 18:00
https://www.grassroots.co.jp/seminar/
さて、どんな名前がつくのでしょうか。ご期待ください。