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名前を覚える

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こんにちは。

あなたは、初対面の相手の顔と名前、覚えるのは得意ですか? 恥ずかしながら、ワタシは苦手です。かなり偏差値が低いと自覚しています。
既に一度名刺交換した方に対し、また「初めまして」と挨拶してしまうというような失敗を何度もしています。「いや、以前、お会いしていますよね」と言われたときのバツの悪さ。。。ワタシの場合、これは仕事だけの話ではなく、著名人の名前と顔もなかなか覚えられません。多分、脳の神経回路のどこかが断絶している。言い訳ですが、感覚としてはそんな感じです。(他の記憶は、大丈夫ですよ!)

でも、名前を間違えられると、誰だっていい気持ちがしませんよね〜 ワタシもビルの管理人さんから堂々とした太い声で「小川さん」と呼びかけられると、がっかりします。それが続くと、いつのまにか訂正する気力がなくなりました。その方の年齢から推測すると、小野真由美=女優の小川真由美と1文字違いだ、と覚えようとして、いつのまにか小川真由美として覚えられちゃったのだと思います。

名前と顔が覚えられないという悩みを持つ人は世の中結構いるらしく、「顔 名前 記憶術」で検索すると、そのような悩みを持った人向けにいろいろな方法が紹介されていることがわかります。

ところが、一方では特別な努力をしなくても覚えられる、そんな才能を持った人たちというのもいるようです。最近、知り合ったある方は、短期間に200名ぐらいの名前と顔を覚えられるそうです。教育研修などのお仕事の方でしたが、記憶術を使って努力しているというよりは、天からのギフトなのでしょう。うらやましい限りです。
その方によれば「教育の仕事をしていると、たとえば『一番後ろにいる眼鏡をかけた人』と呼びかけるのと、『○○さん』と呼びかけるのでは、反応がまったく違う」のだそうです。そりゃ、そうですよね。驚きませんが、名前と顔を覚えて呼びかけることの重要性をひしひしと感じ、改めて記憶できない自分に対し、もどかしさを感じました。

その方と別れた後の電車の中で、いつもよりちょっと真剣に顔と名前の記憶方法について考えていたら、ふとこんな仮説が浮かびました。ぴっかーん!

Aさんの顔→Aさんの名前

今まではこのように発想し、なかなか思い出せない状況にありましたが、
もしかしたら、下のように変えてみたら、少しは改善するのではないか、と。

Aさんの顔→Aさんの声と話し方→Aさんの名前 または
Aさんの名前→Aさんの声と話し方→Aさんの顔

別の言い方をすると、「低音の太い声でゆっくり話すAさん」とその顔。
「低音の太い声でゆっくり話す顔」とAさんの名前。
このように声の要素で記憶を繋いでいく方が、顔と名前を直接繋ぐより、できそうな気がしたのです。なぜなら、ワタシは声や話し方に無意識的な興味があるらしく、顔よりもはるかに記憶しやすいのです。心地よい、生理的に落ち着かないなど、声や話し方に動物的アンテナが立っているのだと思います。以前、茂木健一郎が記憶というのは、いろんなものが結びついた形で定着される…という意味のことをある番組で語っていたので、顔と名前の直列よりも、声の要素をハブとして活用すれば、覚えられるかもしれない!というワタシの仮説は、まんざら間違っていないような気がしてきました。

これまでどちらかといえば諦めていた、顔と名前の記憶力。どうやったら記憶できるのか、この機会にもう一度真剣に取り組んでみようと思いを新たにしました。映画「インビクタス」の中でマンデラ大統領がワールドカップのラグビー代表選手に対し、名前と顔を全部覚えて、激励に行くシーンがありました。そのくらい名前を覚える。名前を間違えないはコミュニケーションの基本なのだと思います。

やってみよーっと!!
 

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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