ワールドカップで知る、スマート家電の今!
今日のブログは、本当は家のテレビでワールドカップを見たいのにそうもいかず、せめてスマホで見ることはできないのか!?と思っている人に向けて、「できる」をお伝えしたくて書きます。
まずは、昨日のワールドカップ日本代表の初戦。残念でしたね。
6月13日付けウォール・ストリート・ジャーナルの「日本リアルタイム」によれば、79%の人が日本はグループリーグ突破と予想しているそうです。と、言っても、この時期に「日本はどこまで勝ち上がれるか?」と聞かれたら、「予想」というより「願い」を答えたくなるのが人情でしょうか。
ワタシは、サッカーについて語れるほど知識を持っていませんが、素人のワタシの目から見ても、少しプレーにミスが多い印象でした。グループリーグ初戦で破れると、決勝トーナメントに進出できる確率は極めて低くなるそうですが、前回大会の優勝国スペインは、初戦敗退後、グループリーグを1位で突破し、初優勝したのですから、最後まで希望を持ってがんばってほしいですね。
さて、本題。W杯をテレビで見たいのに、時差の問題、放映時間の問題で、思うようにいかないと思っている方も少なくないのではないでしょうか。もし、スマホで見られるなら、「いつでも、どこでも」が解決されますよね。今日は、そういう状況を解決するのに役立ちそうな、ワタシが見つけたアイテムを紹介します。
ワタシの場合は、W杯を見ることを目的に購入したわけではなかったのですが、こちらの記事「デザインは思想です 〜アップル VS ソニー」に書いたように、先月、ブルーレイディスクレコーダーを買い替えました。
SONYの「BDZ-EW510」という製品です。そういえばビックカメラの店員さんが、外にいてもスマホでW杯が見られると説明してくれたのを思い出し、週末、マニュアルを見ながら試してみました。
そして、わかった。これはスゴい! スマホを通して、ネットワーク経由でリアルタイムでテレビ番組を見られます(正確に言えば何秒かの遅れがあるようです)。しかも、ハイビジョン画質。価格はざっくり約3.8万円ぐらい。
しくみとしては、あらかじめアプリ「TV SideView」をインストールしてレコーダーにスマホを登録(アプリ自体は無料ですが、何料金なのかしら、手続きすると500円かかります)。WIFI環境で、アプリの番組表から番組を選ぶだけで、番組が試聴できます。
ワタシの場合は、外にいるときに、何が何でもテレビが見たいという状況はそれほど多くありませんが、選択肢を持つことは安心を得ることにつながります。先月のブログで、SONY製品のデザインに思想が感じられなくなったと書きましたが、デザイン談義はさておき、この技術が社会にもたらすものは大きく、本当に素晴らしいと思いました。それにしても、SONYはどの程度、この製品を宣伝しているでしょうか。知られないのはもったいないと思います。
今回の例は極めつけですが、最近、スマート家電に代表される「スマート〜」のすごさを感じる機会が増えています。たとえば、身近なところで言えば、iOS向け秘書機能アプリ「Siri」(シリ)。ワタシ自身は仕事に使っているわけではなく、Siriがどう反応し、何と言うか、ただ知りたくて使っています。あ、いえ、ダジャレのつもりじゃありません。Siriに「早口言葉を言って」と言うと、その都度、いろいろな早口言葉を返してきます。暇つぶしにはもってこいなのです。もしかして、メイドカフェや執事カフェユーザの心理に近いのでしょうか(笑)
声で知らせたり、対話したりする技術は、他にもありますよね。湯沸かしのパネルが「お風呂が入りました」と教えてくれたり、Bluetoothのスピーカーが「バッテリーが切れそうです。チャージしてください」言ってきたり。まるで2001年宇宙の旅だなー、と。
私たちの生活は少しずつ進歩しています。そして、その進歩は、1日の単位では気づかないほど小さなものかもしれません。その小さな歩みを支えているのは、最先端で研究開発している人から、製品を運んだ人や販売した人まで、大勢の人たちなのですよね。知らないところで繰り広げられているたくさんのドラマに思いを馳せると、なんだかぐっときます。
話が長くなりましたが、ワールドカップをスマホで見たい人の参考になれば幸いです(もっと早く言え〜!)。