企業の存続には「心」が最も大切
11月29日(土)、当社は創立30周年を迎えました。こちらにもご挨拶文を掲載しましたが、30年にわたって存続できているのは、お客様やパートナーの皆様、今のスタッフやかつて在籍していたスタッフみんなのおかげです。本当にありがとうございます。
継続は力なりと言いますが、継続する上で重要なことを挙げようとしたら、いくら挙げても足りないかもしれません。ポジショニング戦略やターゲット戦略を組み立てる力、戦略だけでなく、実際のサービスの質、時代への適応力、お客様に信頼される真っ当さ、価値観の社内共有レベル、さらには「運」などなど。
どれ一つ欠けてもいけないのだとは思いますが、それでも敢えて一番重要なものをひとつを選ぶなら、私は「真っ当さ」や「誠実さ」ではないかと思います。つまりは、「心」の問題です。企業というのも、所詮は人の集まりです。そこにいる人たちの「心」のあり方が、会社を成り立たせるために、とても重要なのではないかと私は考えます。具体的には、当社は「フェアである」を行動指針に掲げています。ここには、「願い」が書かれています。けれど、人は聖人ではありませんから、必ず間違いを犯します。私自身もそうですし、当社の社員もそうですし、いわば誰しも間違えます。本当は望まないのに、うっかりとか、勢いでとか、流されてなど、自分が望まない振る舞いをしたりします。その後に、どの程度のセンサーでチェック機能を働かせられるか。そして、自分のセンサーが働かない時には、人のセンサーを活用できるか、間違ってしまった時に、素直に謝れるか...そういうことがとても大切だと思います。
それを、この機会にもう一度自分たちの行動を再確認できたらな、と思います。ご支援ありがとうございます。