ブランディング、コミュニケーション、チームワーク…。週1回の社長ブログです

ブログ

社長の脳みそ整理mono-log モノログ

年賀状はDMか? 御中は有効か?

そろそろ年賀状を書く時期になってきました。
当社も年賀状プロジェクトのメンバーが、最終準備に入っています。


一口に年賀状と言っても、いろいろなタイプのものがあります。
私たちがいただく年賀状を分類すると、
挨拶状的な性格のもの、DM的な性格のもの、
それがミックスしたタイプのものがあるようです。

当社が出す年賀状は、挨拶状でありながら、
自社の特徴が出るようなものを心がけていますが、
それほど厳密にコントロールしているわけではないので、
年ごとに若干ニュアンスが異なっているかもしれません。


そんな折、今年の年賀状プロジェクト担当者から、
年賀状は挨拶状なのだから、きちんと年始の挨拶をすべきで、
それがおざなりな印象を与えるのは良くない、
と、そんな意見が出されました。


この意見は、年賀状はDMではない、ということを語っています。
私も、それに同感ですが、
これには正解があるわけではなく、
営業施策の一環として送る年賀状もあっていいと思います。

DMのように映る年賀状と、挨拶状のように映る年賀状、
その分かれ道はどこにあるのでしょうか。


私は、次のような場合に、DM的な印象になるのだと思います。
1.年始の挨拶文面としての印象が薄い
2.個別に書かれた手書きメッセージがない
3.宛名が「〜御中」で届く

ところで、3番の、宛名が「〜御中」で届く年賀状、
あなたの会社ではどのように取り扱っているでしょうか。
「〜部 御中」の意味は、「その中のどなたか」ということですが、
それで送った場合、いったいどこに届くのでしょう?
あるいは、届いたその年賀状は回覧されたりするのでしょうか?
とても興味があります。


ここから先は、私の想像になります。
多くの場合、「〜御中」で届いた年賀状は、
その部門の責任者に渡され、そして通常は回覧されず、
その責任者もスルーして読むだけで、自分に届いたとも思わない。
しかも、差出人も企業名だったりし、返事のしようがない。
こんなことが起きている気がします。


つまり、何かを告知するためのDM、露出度を上げるためのハガキは別として、
挨拶状の意味で出している年賀状の場合、
とってももったいない結果になっているのではないかな〜と想像します。

あなたが出す年賀状は、DMですか? 挨拶状ですか?
1通の送料52円。それを大量に出すのですから、
無駄なゴミを増やさないためにも、もっと意味にこだわりたいですね。

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

社長メッセージを見る >>

これまでの記事

視点発見の旅
メルマガ【開-CAY】お申し込み

ご一緒に「視点発見の旅」へ!
メルマガは「開-CAY」で届きます

詳細を見る >>

「個人情報の取り扱いについて」

このページのトップへ