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2月5日(木)、「ORSCカンファレンス〜組織・職場におけるORSC:関係性を変える力」(主催:(株)ウェイクアップジャパン/CRRジャパン)に行ってきました。ORSC®というのは、Organization & Relationship Systems Coachingの略で、関係性に注目したコーチングで、二人以上のグループに対して行われます。

システムコーチングを導入した中外製薬の事例などが紹介されたほか、システムコーチングで使われるツール「ランズワーク」「秘密の自己」などを体験するワークショップも行われました。

いろいろと学びはあったのですが、その中で1つを皆さんにシェアしたいと思います。それは、人には、外面的役割と内面的役割があるという話。

外面的役割というのは、社長、財務部長などの肩書きや、会議の進行役、プロジェクト事務局の渉外担当など、組織を機能させるために必要な役割のことです。当然のことながら、任命されてその役目に就きます。

一方、内面的役割とは何でしょう? これは、誰からも任命されていないのに、知らず知らずに果たしている役割です。たとえば、宴会部長などはその典型。他にも、愚痴の聞き役、ムードメーカー、問題提起する人、ネガティブチェックする人など、本人は必ずしも自覚していないのに、周りがそう見なしている役割がありますよね。それを内面的役割と呼ぶのだそうです。

その役割を自覚すると、自分の出番がくれば、発揮しようとするかもしれませんよね。でも、無自覚であることも多いそうです。誰からも任命されたわけではないのに、周囲は状況に応じて、その役割を発揮してほしいと期待してしまうわけです。
また、その役割が固定的になると嫌悪感が生まれたり、その役割を果たす人がいないと組織が不安定になったり、円滑に機能しなくなったりするというわけです。

さて、、、
あなたの内面的役割は何ですか? 周りの人に聞いてみるのが、いいかもしれませんね。
ワタシが社員や仲間からよく言われるのは、構想(妄想?)する役割でしょうか。アイデアを出したり、未来を描いたりというような。ワタシ自身、そういう時は生き生きしているようです。他の人とちょっと違った視点からモノを見るのが得意だよね、というようなことも言われます。

自分の役割を聞くだけではなく、お互いに言い合ったりすると新たな発見がありそうですね。
外面的役割も内面的役割も、組織だけでなく、家族や夫婦という関係においてもあるのだそうです。会社のメンバーと、あるいは家族と、食事時の話題にいかがでしょうか。

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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