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「できる」という気持ちが、人生を分ける

4月。受験に成功したり、失敗したり。人事異動で願っていた部署に行けたり、行けなかったり。そんなドラマがたくさん起きる4月です。あなたの4月は、どんな感じですか? 私の4月は、「アララ、ヨッシャ、ドリーム、カモーン」な感じです。意味不明ですが、悪しからず(笑)
で、今日は自己啓発本などで言われ尽くされている「『できる』と思う気持ちなくして『できない』」というテーマでお届けします。


『できるかな?』と思う気持ちが原因で、悪い結果になった体験、ありますか? 私は、結構あります。特に、スポーツなど、カラダとココロがつながった世界で、それをしばしば感じました。
たとえば、私は高校時代にハンドボールをやっていたのですが、同点で試合時間が切れて、PK戦ならぬPS戦になることがあります。その時に、「シュートが入るだろうか?」と思ったら、その迷いがシュートに出て絶対に入らないのです。
また、バイク(自動二輪)免許を取得するための試験でも、同じような経験をしました。一本橋といって、幅30cm長さ15mの細い板の上をバランスよく走行できなければ、免許が取れないのですが、私は2回失敗し、3回目の挑戦でようやく通過することができました。これがまた、かなりココロの問題が結果を左右します。「できるかな?」とか「落ちちゃうかも」と思ったら、その迷いが必ず結果になって出てしまうのです。


でも、考えてみれば当然ですよね。「できるかな?」と思っている人と、「絶対にできる」と思っている人。どっちが「できる」確率が高いかと言えば、当然後者だと思います。自分を信じていない人が、自分のミッションをやりとげられる可能性、高いはずがありません。できたとしても、それは「まぐれ」です。もちろん、その「まぐれ」が人を成長させることもあるので、その「まぐれ」も大切なのですが、でも、「自分はできる」と思えていることは、成功確率を高めるためにとても大切だと思います。


自分は「できる」と思うことは、その結果である「できた」「できなかった」にも影響を与えますが、自分に「何が」できるのか、そのイマジネーションにも影響します。先日、田園調布に暮らす友人の家に、仲間とともに招かれました。彼女は、某外資系企業の社長という立場にあるので、それに相応しい経済力を持っています。隅から隅まで彼女の世界を表現した、うっとりするほど素晴らしい家でした。もちろん、自由設計の家です。で、そこから私が思ったのは、彼女は若い時からこういう暮らしを求め、それはいつか「できる」と迷いなく思っていたのだろう、ということです。言い換えると、因果関係の順番は、社長としてスカウトされたから「できる」と思ったのではなく、「できる」と自分を信じ続けてきた、その結果、社会的な地位も、家を含めた経済力もついてきたのだろうと思います。実は、そこに招かれた後、私のモチベーションは滅茶滅茶上がりました(笑) というのは、私も家にはそれなりにお金を掛けてきた方だと思うのですが、自由設計で一戸建てを持つという発想が、皆無であったことに気づいたのです。なぜか、一戸建てなど滅相もない、という思い込みがあって、良い条件のマンションに住むということが住居選びの枠組みになっていました。でも、同じ予算で、実は戸建てという選択肢もあったのです。もっと自由に「ありたい」「やりたい」から発想し、「できる」と思っていいんですよね。


彼女の家を訪ねた後、こういう人が日本にもっと増えたら、日本は変わる!と思いました。自分を「できる」と信じること。「ほしいものは、ほしい」と思うこと。自分を制限しない生き方として、大切だなと思います。あなたは、自分に「できるわけがない」と決めつけたり、思い込んだりしていませんか? できるための最初の一歩は、自分自らが「できる」と信じることです。そういう生き方、素敵だとは思いませんか? 私は、結果がどうあれ、そういう生き方をいいなと思います。そういう視点から、自分をメンテナンスしたいと思います。

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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