ウィッシュリスト100を作ってみると?
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
新しい年を迎え、初詣に行ったり、
新しいダイアリーやノートを買ったりする機会のあるこの季節、
今年をどんな年にしたいか、やっぱり考えますよね。
その願いは、すごく具体的で計画レベルの人もいるでしょうし、
健康で幸せに暮らしたいなど抽象的な人もいると思います。
私はどちらかというと怠け者なので、
年末年始に目標や計画を立てるのは苦手な方です。
でも、珍しく今年は「ウィッシュリスト100」を考えてみました。
ウィッシュレベルだけでなく、ドリームもです。
夢を書き出すことの大切さについては、
誰がいつから言い出したのか、
調べてもわかりませんでしたが、
自己啓発の世界では、定番的な手法ですよね。
ベストセラーである「7つの習慣」はもとより、
私は読んだことがありませんが、ロバート・ハリスさんも
「人生の100のリスト」という本で、書き出すことの大切さを書いているようです。
元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんも、あるラジオのトーク番組で、
34歳で引退したときに今後の人生をどう生きようかと戸惑い、
「ウィッシュリスト100」を作ったと語っていました。
そうしたら彼女の中で「結婚」「出産」が上位2位だと自覚したそうです。
その結果、あれよあれよという間に、願いが叶ったのだとか。
具体的には「ゴルフを70台でまわる」をウィッシュリストに入れた杉山さんは、
ある時、ゴルフのプロアマ大会に出ることに。
ゴルフのスキルを上げたくて習ったコーチが今のパートナーだそうです。
こんなふうに、ウィッシュリストはなんとなく有効な気がするものの、
実際なぜ有効なのか、私にも説明はできません。
多分「自覚」と「無自覚」の差なのでしょうね。
人は漠然とした願いでは、願い自体に対し無自覚だから行動しようとしないけれど、
具体的な願いとして自覚すると、脳は行動して達成したくなるのかもしれません。
で、行動するということは、第三者に話すということも含まれていて、
人に話すことによって、いろんな作用が化学反応のように起きて、
実現に近づいていくのではないでしょうか。
あなたは叶えたいことを100件書き出すということ、
やったことはありますか?
私は初めてやってみて、最初はちょっとつまづきました。
100件もスラスラ出てこないのです。
20件ぐらいで、いったん立ち止まります。
でも、あちこち心のボタンを押すと、たくさん出てきますね〜(笑
それも、いろいろなレベルで。
そして、人生で叶えたいことを100件出した後、
2017年にやりたいことを絞ったら、それでも30件!
これは欲張りすぎで、5つもできたら御の字です(笑
100件書いてみると、何が願いの上にあるのかもわかりました。
それが100件書き出すメリットですね。
さて、、、マインドフルネスの世界では「目標」に対し別の視座もあります。
"Zen(禅) Habits"の管理者Leo Babautaは、
今自分が未達成のことを思い描いて、
それが達成できたらハッピー、達成できなかったらアンハッピー...
と思うことは、未来への願望が現在を束縛し、今の幸せに結びつかない。
それを避けるために、まずは毎日を充実させることを大切にしよう、
という考え方を提唱しています。
目標を持つことを否定しているのではありません。
目標を未来の姿に置かず、
日常の中の日々の行いにする、そんなイメージなのでしょうね。
なるほど、と思います。
結論からいうと、私のウィッシュリストには、
未来のこと、日々のこと、両方が混在していたので、
それはそれでいいかなと思いました。
なにしろ100件書いてみるという体験自体が新鮮でしたから!
あなたはどんな一年を願いましたか?
2017年が素敵な1年でありますように!!