自分が周囲に与えているインパクトに目を向ける
2年前の今頃、私は10カ月に及ぶCTIのリーダーシッププログラムを終了しました。
その中心にあるのが4回(合計22日間)の合宿です。
富士山が見える御殿場の合宿所で修了証をいただいたのが、
2015年の1月25日。
早いものでそこから2年が経ち、
自分の中でいったい何が変わったのか、振り返ってみました。
コンセプトやスキルを学んだからといって、
何かが激変したわけではありませんが、
それでもやっぱり行って良かったと感じることがたくさんあります。
今回は、その中でもその場に与えている自分のインパクトと
それを知ることの大切さについて、シェアさせてください。
インパクトというのは、その場に与える「影響」やその人の「印象」です。
最初の合宿研修の2日目に学んだのが、このインパクトという概念でした。
よく「あの人は〜なオーラを出している。。。。」などと表現したりしますが、
それに近いものと思って良いと思います。
人はただ佇んでいるだけで、いろいろなインパクトを出しているんですよねー!
たとえば、私の場合、、、
(これが結構複雑でちょっと恥ずかしいですが、開示します!)
実直なインテリっぽい印象もありーの、
予測不能な行動をしそうな変わり者っぽい印象もありーの、
とっつきにくく、怖い人っぽい印象もありーの、、、、
というハイブリッドな印象を与えているようです。
少なくても、そこに参加していた23名の参加者とリーダーチーム5名からの
フィードバックをまとめるとそういうものでした。
つまり、よく言えば、場に安定感をもたらしつつ、
時には変化をもたらし、
時には言いにくいことをズバっと言ったりする、
そんな存在感ならしいです。
人によっては、
場を明るくするとか、
場を凛とさせるとか、
場に熱を伝えるとか、いろいろなインパクトの人がいました。
それはいわば自分の力強さの源と言ってもいいのだと思います。
リーダーは場のムード自体を意図的に作り出すことが実はとても大切だ、
ということが、この話の根っこにあります。
自分が持っていて、知らず知らずに出しているインパクトが
場のムードに影響を与えるので、まずそれを自覚して、
それを全開にして活用したり、
自分一人では作れそうにないムードについては、
別のインパクトを持つ人に助けてもらおう、
そんな文脈での話でした。
で、これを知ったことで何が良かったか?
まだ意図的な場づくりがどれだけできているかは心もとない限りですが、
少なくても「自分は今、どんなインパクトを出しているだろうか?」とか、
自分は今、力強くあるだろうかとか、
周りにはどんな印象を与えているだろうかなど、
セルフチェックを頻繁にするようになりました。
それは、自分の態度や素振りがどうかということもありますし、
自分のインパクトを受けている周囲の人の表情や反応がどうか、
ということに今まで以上に目を向けるようになったというのもあります。
さらに言うと、元々初対面の人の反応が「第一印象はとっつきにくかったけど、
話したら話しやすいとわかった」と変化していくことが多かったのですが、
「話しやすい」という関係に
以前よりも短時間で行けるようになった気がしています。
つい先日も、「話しやすくて、聞いてもらうと落ち着く」と言われたり。
これも自分のインパクトを自覚したからなのかな、と。
あなたは、自分にはどんなインパクトがあると思いますか?
どんなインパクトでも悪いということはありません。
いずれもある意味エネルギーの一種であり、
人によってその質感が異なるということだと思います。
予測不能な変わり者という印象と聞くとイメージが悪いですが、
だからこそ場に変化を与える力があったり、、、
とっつきにくく、怖い人という印象の人は、
その場にいるみんなが思っているのに言えないことを
ズバっと言える力を持っていたりします。
ポジの面もネガな面も知っておくと、いいのでしょうね。
他の人に聞くなどして、自分のインパクトに目を向けてみる。
ちょっとオススメです!
今週は早くも2月に突入です。素敵な1週間でありますように!