時代のキーワード「タフネス」とどう向き合うか?
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
我が家の年末年始の大半は、IoT家電やAI家電を買い込んで、
というものになりました。
中心にあったのはアマゾンのALEXA、
いつか映画「Back to the future」のような未来がやってくるんだろうなと、
そんな気持ちになりました。
そんな時代にあって人間はどうあると幸せなのか、
反対にどうあると幸せにならないのか、
AIの時代だからこそ、
漠然とそんなことを考えていました。
そして、ちょっと飛躍しすぎかもしれませんが、
今の時代のキーワードはメンタル面での「タフネス」
「ストレス耐性」と表現してもいいかと思います。
今、世の中はストレスが生み出す負のスパイラル状況にあって、
それが幸せの妨げになっているように見えます。
もっと言えば、ストレスのために仕事を楽しむ人が少なく、
それが創造性を発揮する妨げにもなっていて、
今の時代、どんなに能力があっても、スキルや経験、
タフネスでなければ幸せを味わいにくい、そんな時代に見えます。
本来、仕事は楽しいものなのに、
だから今日は「タフネス」をキーワードに、
ストレスの原因にはいろいろあるのでしょうが、
中でも「仕事量」と「人間関係」
そう思って調査結果などがないかと調べたところ、
紹介するのは、厚生労働省の2017年「労働安全衛生調査」
強いストレスとなっていると感じる事柄がある労働者の割合は 58.3%。
その原因は「仕事の質・量」が 62.6%と最も多く、
「仕事 の失敗、責任の発生等」が 34.8%、
「対人関係(セクハラ・パワハラを含む)」が 30.6%と続きます。
民間企業で行なっている調査でも、数値に違いこそあれ、
6~7割の人がストレスを感じ、
その原因の上位には必ず仕事量と人間関係が入っているようです。
ちなみに先ほど「タフネス」
かくいう私自身のメンタルのタフネス度は結構高いと思います。
これ、我田引水のように聞こえるかもしれませんが、
私に限らず、長く社長業をやっていれば、自然にそうなります(笑
だから、逆に言えば、
なぜなら、
さて、ここで、あなたにストレスへの対処法について質問です。
次の2つのアプローチ方法のうち、
あなたが日頃するのは、どちらのアプローチですか?
1)ストレスをどうやって発散するか、発散方法を工夫する
2)同じ状況に直面しても、ストレスと捉えなくてすむように、
もちろん両方とも大切ですが、
ストレスはあるものという前提で、
でも、多分、社長の人に多いのは2番目ではないかと思います。
事後対応するようなやり方では、
しかし、これまた想像ですが、同じ社長同士だったとしても、
発想法自体は違うような気がします。
僭越ながら、私の方法を紹介します。
ポイントは《「多少のいい加減」で「程よい加減」に》
手順はこんな感じです。
1)自分にコントロール可能なことと、そうでないことを区別する
2)前者への「さじ加減」を明確にイメージする
実は1番が意外と大切で、
自分次第の問題となり、
それによってストレスがなくなるわけではありませんが、
2番の対策ができるようになります。
反対にコントロール不能なことについては、
悩んでもしょうがないと割り切れるようになります。
注意すべき点があるとしたら、
コントロール不能と思い込んでいるだけの場合があるということで
2番目の「さじ加減」を明確にイメージするというのは、
自分の目の前にあって対処すべき事柄に対し、
力を入れるところと抜くところのイメージを持つ、
それは言い換えると、多少いい加減であっても「是とする基準」
絶対「譲れない基準」を持つことでもあります。
「譲れない基準」さえ持っていれば、
あとは多少乱暴に言えば、
《「多少のいい加減」で「程よい加減」に》というのは、
余談ですが、語感がイマイチの「いい加減」という言葉ですが、
もともとは「よい程度、適度」という意味がありました。
真面目ないい加減さというものが存在するということですね。
新年早々、不謹慎に聞こえるかもしれませんが、
2019年は多少のいい加減さをもって自分を解放し、
試してみてください、責任は持ちませんが(笑
さて、ここまでの話は私の抱負とは無関係なので、
「ピッチャーなら直球勝負が格好いいでしょ」
「カーブもフォークも投げられるピッチャーが格好いいよね」
がんばります!
2019年が実り多い年でありますように!
今週も素敵な1週間を!