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社内で雑談してますか?

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リモートワークも日常になり、コミュニケーションのあり方も、

徐々にスタイルが確立されてきたのではないでしょうか。
そんな中で、雑談のあり方は、どんなふうになっていますか?

雑談への捉え方は、コロナ前でも二手に分かれていたような気がします。
一つは、自分のペースを乱されて、集中できない「無駄な時間」という捉え方。
もう一つは、誰かと親しくなったり、刺激を受けたり、化学反応が起きる、
「プラスの時間」という捉え方。
さらに、3つ目を挙げるなら、両方感じるという人もいるでしょう。


私自身は、2つ目の「プラスの時間」という捉え方をしています。
その第1の意味は、部下と関係を育む時間と捉えているのだと思います。
まず、雑談である/ないに関わらず、
話しかけやすいとか、話しかけると聞いてくれるとか、
上に立つ自分はそうありたいので、雑談によって邪魔された
という見方をするような自分でありたくないですし、
言い換えれば、雑談する時間は関係を育む時間だと思っています。

加えて、雑談はクリエイティブの温床であり、
成長の温床だと思っている、というのもあります。
雑談は、余白という意味での「あそび」の部分。
1日が、きっちり息の詰まるような時間ばかりだったら、
新しい発想なんて生まれてこないと思っています。
人って、他の人の発した言葉や取った動作などから、
たくさん学習しています。
出勤している日ほど、たくさん雑談をした方がいい、
そんなふうに考えています。

でも、これは、忙しい時に雑談したら、キラーンと発想が湧いてきた...
という体験があればこそ。そういった体験がなかったら、
やっぱり「この忙しい時に雑談? 意味わかんなーい」と思っているでしょう。

雑談派の私が、雑談のメリットを列挙すると、
なーんか、押しつけがましいですよね。
でも、ひるまずにやってしまいますよ! お付き合いください(笑

あ、でも、その前に、そもそも「職場での雑談」ってなに?
という話があります。
世の中には「目的を設定しないおしゃべり」という捉え方もありますが、
ここでは「無目的に自分らしさを出し、普段着で本音を出し合うおしゃべり」と
捉えることにします。

そうだとして、そのメリットは何か?

自分らしく話し、相手のその人らしさに触れることができる結果、
・距離が縮まり、人間関係が良くなる(知識ひけらかし系でない限り)。
・相手が喜ぶことがわかり、機会があったら、相手のためにできることをしたくなる。
・気軽に思いつきを話せる関係となる結果、実行したいアイデアも話せる。
・自分が知らない相手の知識について「教えて」と言えて、学べる。
・本音を話すことで、自分の中の閉塞感を手放せ、ストレスが減る。
・近い環境にあることから、孤独にならず、仲間意識が持てる。

まあ、そんな感じでしょうか。


当社は、大企業の課とかグループぐらいの人数で、
毎日、定例ミーティングを行っています。
で、始まりは、その日の健康状態と仕事とはまったく関係のない雑談です。
毎回、進行役がお題を出します。
それは、言ってみればどうでもいいことだらけ。たとえば...
・高校時代に戻って、部活をやるなら、何をしたいか?
・子ども時代の自由研究で何をしたか?
・涼しくなってきたらか、始めたいことややりたいことは?
使っている時間は毎回15分ぐらいでしょうか。
日によっては、業務連絡がなく、雑談で盛り上がって終わりという日も(笑

しかし、毎日、一言でもそういう言葉を発すると、
お互いに、その人らしさがわかるようになりますし、
会社でプライベートの話もしていいのだという暗黙の合意が生まれてきます。
と、同時に、一見すると非生産的な時間であっても、
それを大切にする会社なんだという価値観も共有できます。

雑談の良い点ばかり、書いてしまいました。
いつかは雑談の注意点も書かないといけませんね。
なぜなら、私は時々ひんしゅくを買っているから(泣笑

さ、涼しくなってきました。
気温の変化に注意して、元気に参りましょう! ありがとうございました。

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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