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WEB社内報の「読まれない問題」が起きるワケ

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こんにちは、グラスルーツ小野です。
人間は思い込みの生き物だと言われていますが、
思い込みで失敗したこと、ありませんか?
私は、最近、思い込まないように、気をつけないといけないな...
と思っていることがあります。

それは、A社のご担当者の使っている単語と、
B社のご担当者の使っている単語は同じであっても、
その意味するところは異なっている場合が多々あるということ。

たとえば、「WEB社内報」という単語もその一つです。
イントラに紙の社内報のPDFをアップし、
それをWEB社内報と呼んでいる企業もあれば、
イントラ内の1コーナーをそう呼んでいる企業もある。
専用のプラットフォーム(CMS)やクラウドのアプリを使って
社内報サイトを作っている企業もあります。

ひとくちに「WEB社内報」と言っても、各社各様であるわけですから、
こちらの勝手なイメージで解釈してはいけないな、と思う次第です。

何をもって「WEB社内報」と呼ぶかは、
コンテンツの配信方法だけではなく、内容面からも言えることです。


社内のニュースやトピックスを紹介する。
社内の人物や部署を紹介する。
社長のメッセージを紹介する、など、
かなり限定的な内容で社内報を展開している企業もあれば、
社内の「課題」に基づき企画を立てている企業もあります。
断定はできませんが、今日のテーマである「読まれない」という問題は、
前者のケースで生じやすいのではないか、と考えています。


実際、WEB社内報が「読まれない」という悩みはとてもよく耳にします。
紙の社内報と違って、読まれているかどうかが、
数値でわかってしまいますからね。

読まれるコンテンツを作るのは簡単ではありません。
でも、よく考えてみれば、それも無理からぬことです。
たとえば、当社でも経験が浅い若手スタッフの原稿は、
社内チェック段階で簡単には OKになりません。
「情報が整理されていない」「メッセージがわからない」
「おもしろくない」「周りくどい」など、
社内のディレクターからフィードバックを得て、
ブラッシュアップの後、ようやくOKになります。
でも、これは若手だからではありません。
私自身、極力自分の原稿を部下に見てもらい、フィードバックを受けたい方です。
なぜなら書き手は往々にして独りよがりになるとわかっているからです。
(でも、ごめんなさい、メルマガは時間がないので端折っていますが)

読むという行為は、読者の時間をいただく行為なわけですから、
時間をいただくというのは、つくづく大変なことだと感じます。
このメルマガもそうです。
この行までお読みいただくのに時間を使っていただいたわけですが
ここまで読んでいただけたからと言って、
次の1行も読んでいただけるとは限りませんよね。
読者はいつでも読まない選択ができる。
読み物とは、基本、そういうものだと思います。


読まれるにも理由があり、読まれないにも理由があります。
そんなわけで、私たちが社員教育でも使い、
有料セミナーでもお伝えしている重要なエッセンスを、
ぎゅっと凝縮し、無料オンラインセミナーでお伝えします。

テーマ:「読まれるWEB社内報の作り方」(無料)
日時: 11月17日(水)10時~12時

https://www.grassroots.co.jp/LP/web/211117/

なんと、来週です!(ご案内が遅れてすみません!)
ご好評につき、今回もWEB社内報の安心ブランド「solanowa」を
提供されているスカイアーク様とのコラボでお届けします。


本当は「読まれる」ことを目指すのではなく、
組織上の課題や、社員意識面での課題の解決を目指すべきですが、
読まれないことには始まりません。
ご参加を心からお待ちしております。

ブログを書いている人

小野真由美

グラスルーツの代表。組織をただの集団ではなく、チームにするための組織内コミュニケーションはどうあるべきだろう?…なんていうことを、いつもツラツラ考えています。ブランディングやコミュニケーション、チームやリーダシップ系の話題が7〜8割、その他の話題が2〜3割。そんなブログを目指します。ぜひおつきあいください。

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