コンフリクトはあなたの活力!?
仕事において、できることなら「コンフリクト」は避けたい。
大勢の人がそう思っているのではないでしょうか。
やっぱり直訳すると、論争、衝突、争いですから、
悪いイメージを持つ人が多いような気がします。でも、
コンフリクト(conflict ) =活性剤(activator)
と、解釈することもできますよね。
実際、「コンフリクト・マネジメント」といって、
「コンフリクト」を抑え込むのではなく、
積極的に受け入れて問題解決を図ろうとする考え方もあります。
会議のファシリテーションを委託される私たちも、
「コンフリクト」を恐れない姿勢、
つまり対立を回避しようとしたり、
本音で話し合えてこそ、
面白い調査結果があります。
「コンフリクト・マネジメント調査/コンフリクトと多様性」(
まず事前の予備知識として、「コンフリクト」
一つは仕事内容に関する意見やアイデアの衝突を意味する「
もう一つは人間関係がこじれて生じる衝突「リレーションシップ・
調査によると、タスク・
仕事への活力や熱意、
反対に、衝突を嫌がって意見を表明しない人、できない人は、
では、リレーションシップ・
タスク・コンフリクトの経験とは反対に、
また皆さんも心当たりがあるかもしれませんが、
コンフリクトが生じている時に、
対立している者同士が、
どちらかが強権的でどちらかが服従的になると、
調査では、「協調的文化」「強制的文化」「回避的文化」
エンゲージメントにどのような影響を与えているか調べています。
ここでいう文化とは、
それぞれの文化の特徴を整理すると;
(1)協調的文化:
(2)強制的文化:
(3)回避的文化:
(2)番はマウンティングし合うのでしょうか。
(3)番は「まぁまぁまぁ~」と誰かが間を取り持ったり、
お互いに意見を飲み込み合うというシーンが浮かんできます。
で、結果はというと、協調的文化の企業で働く社員ほど、
エンゲージメントも高いことがわかりました。
強制的文化は、上司・同僚に対する満足度を下げる一方で、
そりゃあ、社内は常にギスギスしているでしょうから、
また、回避的文化は上司・
一見すると対立の少ない働きやすい職場のように見えますが、
では、
絶対的な解決策ではありませんが、いくつかヒントはあります。
自分の備忘録のためにも書いておきますね。
1. コンフリクトは有益だというポジティブな共通認識をつくる
2. 一致点と相違点を整理する
3. 共通の目的を見出し、一致点を探す
4. 感情を語っても良いが、感情的にはならない
5. オープンかつフラットに意見を言える場をつくる
まあ、言うは易く、行うは難しですが。。。
1番をお互いに認識して出発するのが、何より大切な気がします。
来週月曜日は体育の日でお休みです。
水木金を元気に過ごしましょう!