初のリニューアルに、ちょっとドキドキしているあなたへ。
うまく進めるには原理があります。その王道を押さえませんか?
社内報は、マンネリ化を防ぐためにも、2年に一度はリニューアルしたいもの。一般的には、着任して2年、遅くても3〜4年でリニューアルの時期を迎えます。リニューアルに不安を感じる方が多いのは、創刊に等しい特殊な機会だからでしょう。そうした不安を払拭するリニューアルの基本知識と、さらに新発想のアプローチ方法をご紹介します。
- 概要
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■日程: 2016年12月8日(木)
■時間:16:00〜18:00(受付開始15:45)
■会場:Wesley Center 204号室(東京都港区南青山6-10-11)
■アクセス:地下鉄銀座線・千代田・半蔵門線「表参道駅」下車B1・B3出口より徒歩10分
2016年9月に開催したリニューアルセミナーが好評でしたので、
12月に再度開催することに決定いたしました!
※9月に開催したものと同内容になります
あなたがかなえたいのは、どんなこと?
12月に入り、来年の計画を立てる中、社内報の見直しを検討されているあなた。
あなたがかなえたいのは、どんなことでしょうか。
もっと読まれる社内報にしたい。
社内報を社内活性化に役立てたい。
経営が目指すことをわかりやすく伝えたい。
知識や経験がなくても、ある程度クオリティを保ちたい。
業務量が多いので、なるべく負荷を減らしたい。
いずれも社内報担当者の多くが抱いている願いであり、悩みです。
では、どうしたらいいのでしょうか。
ありがちな失敗事例とは?
まずは、やってしまいがちなNG事例を紹介しますので、
失敗しないための参考にしてください。
目的が不明瞭なままコンペを行ってしまった
目的を整理するというのは、実はとても難しいことです。
オリエン資料には一応「目的」という項目があり、説明されているものの、
提案する側から見ると、それでは用を成さないことがあります。
自分たちのニーズを整理しないまま発注してしまった
ある会社では、コンペをした上で発注先を選定したにもかかわらず、
発刊後すぐに選定し直しになりました。
自社のニーズが何であるかを整理しないと、ミスマッチングが起きます。
今の方法ありきで進めてしまった
ご担当者は今の方法がすべてであり、ベストな方法だと思っていますが、
その方法は前任者から引き継いだだけであり、
実は同じ目的なら別の方法がある...という場合が少なくありません。
予算を変えずに、成果の最大化をする。そんな発想が必要です。
読まれないのを、
デザインだけで解決しようとしてしまった
デザインを良くすれば読まれるようになる。残念ながら幻想です。
制作工程でいうとデザインは下流工程になります。
どんなにデザインがおしゃれで、写真がきれいであっても、
それだけで人は読んでくれません。
読者の周波数に合わせたメッセージを上流工程で決める必要があります。
作業量を想定せず、
全ページをフリーデザインにしてしまった
フリーデザイン自体は悪いわけではありませんが、
作業量を想定しないとご自分の首を締めることになります。
フリーデザインは、単純に指示を出すスキルが必要なため、
スキルがない場合はデザインのやり直しが多発し、
双方とも生産性の悪い仕事に甘んじることになります。
セミナーでお伝えする、リニューアルを成功に導く4つの考え方
上記が失敗しないための注意事項だとすると、
続いては成功のための注意事項です。
本講座では、大項目で4つ、小項目で5つ紹介します。
《POINT-1》一に目的、二に目的、三四がなくて、五に目的!
多くの場合、発行目的の整理が不十分です。たとえば、
「コミュニケーションの活性化」とか、
「求心力を高める」とか、
「社内のベクトルを合わせる」などの
言葉を並べていたなら、それでは不十分です。
これでは問題解決ができません。
またリニューアルの目的も同様です。
本講座では、その考え方をお伝えします。
《POINT-2》パートナー選びではマッチングを重視する
発注元と受注元のマッチングが悪いと、両社が不幸になります。
だからこそ、次の2点を明確にする必要があります。
●自社の要望をクリアにする
極端な例えですが、
言われたことを気持ち良くやってくれればいいと思うのと、
一を話したら、十返してほしいのとでは、ニーズがまったく異なります。
また、たとえ手作り感が出ていたとしても、その方が良いという要望がある時に、
もっと見栄え良くしましょうと提案してくるデザイナーが仕事をしたら、
これもまた不幸が生じます。
自社の要望を明らかにし、伝えることはとても重要です。
●パートナーの選び方と頼み方を理解する
たとえばデザイン会社に発注する方がいい場合もあれば、
編集者を立てる方がいい場合もあります。
外注か内製かだけではない第3の選択肢があることも
知っておくと便利です。
《POINT-3》成果を上げるための大原則を知る
企画を立てる際に、「次は何を紹介しようかな」と考えていませんか?
この発想では問題解決ができず、成果も上げられません。
問題解決というからには、その基本的な考え方を知っておく必要があります。
当セミナーでは、フレームワークをご紹介します。
《POINT-4》品質と効率は両立可能であることを知る
一般に品質と効率はトレードオフの関係にあると考えられがちです。
しかし、トヨタ自動車ではどうでしょう?
見事に高品質なクルマを効率的に生産しています。
重要なのは品質の定義です。
ページ数が多くて立派な見栄えであるから、品質が高いわけではありません。
各社各様の価値観で品質を捉え直す必要があります。
この講座で学べること
○リニューアルに向けた手順がわかります。
○外部活用のコツと依頼のコツがわかります。
○問題解決につながる企画のフレームワークがわかります。
○品質と効率を両立させるポイントがわかります。
インストラクター
- 小野真由美
株式会社グラスルーツ 代表取締役 -
社内広報コンサルタント。インナーブランディングや社内広報の分野で、上場企業や中堅企業、社団法人等に対し支援を行っている「創れるコンサルティング会社:株式会社グラスルーツ」の代表者。コミュニケーションの構造や障壁をひも解きながら、対策立案や提言、施策の実行、クリエイティブ等のサービスを提供している。また宣伝会議や品川区創業支援センター等、外部講演会にも登壇している。
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リニューアルを前にした皆さんの関心事は、成功に導くプロセスや失敗しないためのコツではないでしょうか。この時の成功とは何を指すでしょうか。もっと読んでもらえる社内報? ネタ探しに追われないような社内報? 社員を啓発するような社内報? いろいろな切り口がありますよね。何を成し遂げたら「成功」と言えるのか、そこを予め定めることはとても重要なプロセスです。
そして、忘れていただきたくないのは、品質と効率は両立できるということ。それを成功定義に入れることも一考です。ところが、多くの方はそれは難しいと感じているのではないでしょうか。セミナーではたくさんお伝えしたいことがありますが、その中でも一番持って返っていただきたいのは「品質と効率の両立」の1点です。
お目にかかれるのを楽しみにしています。
セミナー詳細
- 日程:
- 2016年12月8日(木)
- 時間:
- 16:00〜18:00(受付開始15:45)
- 会場:
- Wesley Center 204号室
〒107-0062 東京都港区南青山6-10-11
地下鉄銀座線・千代田・半蔵門線「表参道駅」下車B1・B3出口より徒歩10分
地図はこちら - 費用:
- 無料
- 講師:
- 株式会社グラスルーツ 代表取締役 小野真由美
- 定員:
- 20名
- 対象:
- 社内報リニューアルを計画・検討している社内広報担当者